東大教授が語り合う10の未来予測

  • 大和書房
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本棚登録 : 144
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479394150

作品紹介・あらすじ

YouTubeチャンネル「知の巨人たちの雑談」に半分近くの新規追加部分を加え、充実の書籍化!東京大学で日々、最先端の研究を行う理系教授が一堂に会し、未来について語り合う。人工知能の未来、イーロン・マスクの動向、コロナワクチンはなぜこれほど早く完成したか、健康寿命を延ばすにはどうしたらよいのか、そして日本の科学はどこに向かうのか…。全ページ、「そうだったんだ!」が満載の、知の最先端を詰め込んだ対談集。

感想・レビュー・書評

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  • #東大教授が語り合う10の未来予測
    #暦本純一、他
    23/11/18出版
    https://amzn.to/3sxN1x0

    ●なぜ気になったか
    1人の未来予測で1冊よりは、10人の未来予測で1冊ならいろいろな内容が詰まっていて楽しめそう。帯の「10年後のそうなんだ」は夢が萎むけどまずは読みたい

    ●読了感想
    教授同士の対話形式なので話が若干脱線気味になったりもあり、そんな点が楽しく読めた。しかし逆に、それが未来予測の具体的イメージをぼやかしてしまってる感じで残念だった

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

  • 東大公式You Tubeの「知の巨人たちの雑談」の書籍化である。科学分野の東大教授11人による4つの鼎談から成っている。

    未来予測からの脱線も随所にあるが、その脱線部分も含めてすべて面白い。

    暮れも押し迫ったいまだが、私が今年読んだ本の中でBEST5には入る面白さだった。

    AIから免疫学まで、宇宙から半導体まで、異なる分野の第一線の研究者たちが繰り広げる、国内最高レベルの知的雑談集。
    メモしておきたいようなトピックと卓見が、全編にあふれている。

    本の元になっている動画も、すべてYou Tubeで観られる。

    https://www.youtube.com/watch?v=u0CrQJqoIhM&t=22s

    対談・鼎談記事を書きたいライターは、動画と本を比べてみるとよいと思う。文字起こしそのまんまで本になるわけではなく、さまざまなトリートメントがなされていることがわかるだろう。

  • せっかく東大教授を集めているのに内容が薄すぎる。

    YouTubeの動画だったものを、未公開部分を付け足して書籍化したものとのことだが、YouTubeに求める情報量と書籍に求める情報量は違う。

  • IT、宇宙、バイオ、そして、イーロンマスク。テクノロジーがここまで進んでたのか、という驚きと、そして楽しい、ということ。科学へのリスペクト、大事ですね。誰かを悪者にする風潮、これホント自分で自分の首を絞めてますよね。このシリーズ、是非、続編を読みたいです。いろんな学問の分野で。

  • 先端技術の世界を知る人々の所謂雑談だが、この手の話は読んでいて夢がありとても楽しい。それぞれの技術の実現性を知りたくなる。

  • 『#東大教授が語り合う10の未来予測』

    ほぼ日書評 Day752

    テーマごとに納得レベルが異なるが、評者のメインはやはりITあるいはAI関連の章である。

    いくつか面白いキーワードがあった。

    俺のチップ: ソフトは汎用性がある分、効率が悪い(エネルギー的にも動作的にも)、やりたいことが明確なら専用のハード(チップ)に落とした方が良い。チップを作る技術も進化しており、1兆個のトランジスタを1万円程度で集積させられるようになる。

    スマホの将来: 自動運転が可能になると定住の必要がなくなる。自動車のWindowに映像が表示されれば、スマホもいらなくなる?
    ★いや、それ以前にウェアラブルデバイス(コンタクトレンズとか)化すれば、投影スクリーンさえ要らんだろ?!

    柔らかい自動車や柔らかいロボットなら、ぶつかっても安全。3Dプリンタのような一体成形で、かつ折りたためるように作る。ドラゴンボールの"ポイポイカプセル"のイメージ。
    ★これも大いにあり得る話。ぜひ、実用化を早期にお願いしたい!

    最終章は、先生たちの雑談というか"ぼやき"にしか聞こえなかった。コマンダー(指揮官)教育とソルジャー(戦闘員)教育。日本は後者がメインだがアメリカやシンガポールは前者に比重を置く…と総括するが、であるがこそ、トランプ前大統領が今改めて勢いを増しているのではないか。

    https://amzn.to/48XHFun

  • ¥1350. メルカリ

  • 知的好奇心が脳汁を刺戟
     前原政之さんから。
     雑談だからひとつのテーマに沿った内容ではなく、飛び出す話題も最尖端科学分野の多岐にわたる。一言では説明しづらいが、とにかく示唆に富む。そのおもしろいことおもしろいこと。
     とにかく未来の発展に期待が持てるし、えっと思ふやうなこともたくさん。たとへば、宇宙やイーロン・マスク、コマンダー教育の話は必見である。

  • 404-T
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