「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479770794

作品紹介・あらすじ

「いい人」なんてつまらない!もっと魅力的な人間になるために、"秘密の心理トリック"教えます。

感想・レビュー・書評

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  • ・相手のことは誰でも王様だと思って接する
    ・どうしても嫌なことは壊れたレコードになる
    ・大きな声で笑う
    ・気持ちが乗らない時は人に会わない
    ・自分の機嫌が悪い時は接する相手のことも気に食わないように思える

  • やはり心理術を知っているかいないかで、
    心の持ちようが、変わってくるし、
    人付き合いが楽しくなります。
    基礎的な心理術から、なるほどと思うような心理術まで、わかりやすく書いてありとてもよかった。

  • 円滑な人間関係の構築、仕事社会での処世術にもつながる方法が網羅されている。「笑顔」の必要性、「細かいこと」などによる印象付け、ポジティブな振る舞い、その他色々あるが特に共感出来たものは「性悪説を信じて」の行動を勧めている箇所だ。日本人は泥棒などいないと思っていて性善説を信じている人がほとんどだ。自分が「善」だから相手にも善を要求するところが出てくる。著者は性悪説で緊張感を維持しての人間関係を勧める。「親切さ、丁寧さ、謙虚さ」を失わないということだ。それと「発言の終わりには」「イ」を付けると相手に笑顔の印象

  • 目次
    第1章 人たらしになるための基本ルール
    第2章 会う人”すべて”に100%好印象を抱かせる方法
    第3章 人間関係の”危機的状況”うまく乗り越える心理技法
    第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
    第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
    第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
    第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために

    <hr>
    読書メモ
    第1章
    024 人間関係では”細かいこと”こそ気をつける
    026 電子メールでのやり取りが増えるにしたがって、組織における挨拶が63%減少する
      サーバウ-トンプソン博士たち ミシガン州ウェイン・ステート大学
    030 「空腹を満たせば、ケンカの半分は回避できる。」
      ハーバード大学ナーグラー博士
    033 人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る。
    034  私たちは自分と同じような人を無意識的に付き合う相手に選び出す
       コネチカット大学バーナード・マースタイン博士
    037 何かに熱中している人間は、例外なく、魅力的に見える
    *042 真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない

    第2章
    049 人たらしは、やはり「顔」(笑顔)である
    057 相手の「まばたき」を数えるようにすると、自然なアイコンタクトができる
    071 さりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ
      会話中、身を乗り出してくるようなら○
      飲みに誘ってみて、「今、忙しいんだよね」と言われたら×
      「いいヤツなんだけど」と言われるような×
      電話をかけた相手からすぐに用件を聞かれるようになったら×

    第3章
    078 人間関係がこじれたと思ったら、すぐに話し合う
      自分が感じている不安を口に出してみる
    084 機嫌の悪い相手からは、さっさと逃げる!
    094 出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める

    第4章
    102 部下や後輩と飲みに行くときには、ワリカンにする
      奢ると部下があなたのことを慕ってくれるかというと、実際は逆である。
    112 「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」
    116 「命令」ではなく、「確認する」

    第5章
    *153 会話をダメにする8つの要因
      自分と比較する、心を読もうとしすぎる、次の話題のリハーサルをする
      かっこいいアドバイスをしてやろうとする、上の空になる、自分が正しいと思う
      疲れているときに人に会う、時間的に余裕がないときに会う

    第6章
    179 「曖昧な言葉」で相手を誘導する。
      「いい線だね」 どこをどう手直ししろと命じたわけではないのに、勝手にあれこれと考えて、手直ししてきてくれる。
    182 普通に質問してもうまくはぐらかされてしまいそうなときには、”仮の話”ということで質問してみると、相手のホンネが分かることが少なくない。

    第7章
    200 あなたが上司だとして部下にからかってもらえないのだとしたら、単純に好かれていないのだ。
    212 相手に勝負を吹っかけるのではなく、リングから降りてしまう。
    217 事前に謝礼をもらってしまったほうが、なんとなく嬉しい気分になる、どうしても仕事の手を抜けなくなる
    219 相手と別れるときのタイミングは、「会話が一番盛り上がったところ」が目安になる
    220 「ゼイガルニク効果」 気持ちが高ぶったところで中断されると、そういう感情は記憶に残りやすい。

  • 戦略的に嘘をつく→人たらしには知性が必要。

    人間関係は脆弱→いろんなサービスを繰り返してあげる、細かいことに気をつける、会話を中断させるような環境はつくらない、行動で示す

    飲み屋の女性の人気者とは?
    しつこくない、明るくて社交的、ケチでない、余裕がある、同じ話をしない

    判断基準
    会話中身を乗り出してくる→OK
    飲みに誘ったら忙しいと言われる→NG
    いいやつなのに、美人なのに→NG
    すぐにどうしたの?と言われる→NG
    座ったときに二人の間になんらかの障壁を置く→NG
    組んだ足が出口へ向いている→NG


    人間関係がこじれたと思ったら、すぐに謝罪し感じている不安を口にし、話し合う。自分が「ほんの少し」変わる。→目標達成におけるスモールステップの原理

    嫌われたらそれを覆すのは難しい。
    出会って三回目までに印象や評価は固まる。
    恩を受けすぎる、または損をするよりも同等でいたい心理が人にはある。
    ジェネレーションギャップがあっても話は出来る‼→サービス精神で腰を低くするのは人間関係の秘訣。
    説得ではなくレッテル貼りで人を動かす。叱るときは帰宅直前に。
    相手には口答えしない。どんなに相手が正しくても謝る。どうにもならなき反論より将来的な提案をする。
    議論になりそうになったらレコードのように同じセリフを繰り返す。(日本人は議論に不向きなのでさっさとリングアウトする)
    なぜ?は相手への否定に繋がりかねない。

    三分に一度笑いをとる。

  • 世間話に真面目に返さなくてよく、YESな返答でいい。

    圧倒的な雑談力を身につける。
    アイザック・アシモフ「人間は無用な知識が増えることで快感を感じる唯一の動物である。」

    人を上手く騙すためには知性が必要。

    同じ話を2度しない。

    レッテル法(あなたは〜だからね!(いい意味の内容))を伝えると、相手はそのようにしようと意識が向く。


    命令ではなく、確認する。
    「〜しなさい!」よりも、
    「〜してくれた? 〜してもらってもいい?」
    「〜できそう?〜できる?」

  • 人たらしの基本は、相手に興味を持ち、親身になって話を聞くことである。
    人たらしには、さまざまな心理学的な手法が存在する。例えば、フットインザドア法やリカイディング、マッチング・アンド・ミラーリング、ハイ・ロー法などがある。
    ブラック心理学的な手法を使った人たらしは、相手の不安や不満につけ込むことが含まれる場合がある。
    ブラック心理学的な手法は、相手に不快な印象を与えることがあり、短期的には成功しても長期的には信頼関係を築くことができない可能性がある。
    人たらしを行う際には、自分自身の価値観や倫理観を守り、相手を尊重することが大切である。

  • リングアウト方法
    壊れたレコード方法
    良いレッテルをはる
    倒置法
    良い線いってる方法

  • ふぅためになったという感じ
    色々なテクニックが詰まっていて、明日からちょっと心がけでやってみようかな?と思える、手軽さ

    でもこれ全部できたら絶対人から好かれるよなわかるわかるという感じ
    コミュ障でうまく話せないからこそテクニックを使って楽しい時間をすごしたい!
    そして色々試してみたい!人と話したい!と少し明日をワクワクさせてくれる本

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • タイトルの「ブラック」というものはなく、要約してしまえば「相手がイラッとしないことを心がける」という当たり前で、
    確実に実践していくには気が緩んでなかなか難しいことをまとめた物。
    ・遅刻しない
    ・雑学で楽しい会話を心がける
    ・相手を持ち上げて、とにかく口答えしない
    などなど。

    目次を読めばだいたい書いてる内容は分かる。
    ただし実践していくのが難しい。

  • 目次

    第1章 人たらしになるための基本ルール ?「人たらし」イコール「頭がいい」の図式で考えてみる
    ?”性悪説”を信じて行動せよ
    ?人間関係では、”細かいこと”こそ気をつける
    ?人に会う前に、「舞台」を整えておく
    ?「空腹感」は、人間関係をダメにする!
    ?人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る。
    ?何事にも熱中できる人は、人を惹きつける
    ?口より先に行動で示す
    ?真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない

    ?第2章 会う人“すべて”に100%好印象を抱かせる方法 ?圧倒的な「雑学力」を身に付ける
    ?人たらしは、やはり「顔」である
    ?発言の終わりには、必ず「イ」をつける気持ちでしゃべる
    ?笑うときには、「アハハハハ」ときちんと”声”を出す
    ?長くしゃべればしゃべるほど、信頼感は強まる
    ?飲み屋の女性の人気者になる訓練をする
    ?太り過ぎないように、普段から気をつける
    ?さりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ

    ?第3章 人間関係の“危機的状況”をうまく乗り越える心理技法 ?人間関係がこじれたと思ったら、直ぐに話し合う
    ?人間関係がおかしくなったら、あなたが「ほんの少し」変わってあげる
    目標を達成するためのコツとして、「スモール・ステップの原理」というのがある
    ・・・目標の段階を、できるだけ小さくすれば、最終的には、大きな目標もかなえられる。いきなり完璧にやろうとする(=完璧主義)と続かない。
    ?期限の悪い相手からは、さっさと逃げる
    ?いつでも体調は絶好調に整える
    ?嫌われたら、ムリにリカバリーしようとしない
    ?出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める
    ?怒りっぽい気分は、当分の摂りすぎが原因!?

    ?第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック ?部下や後輩と飲みに行くときは、ワリカンにする
    ?ジェネレーション・ギャップにビクビクしない
    ?部下を”王様”のように扱う
    ?「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」
    ?「命令」ではなく、「確認」する
    ?小言は「週末の帰宅直前」に
    ?前もって相談を持ちかけておけば、どんな人も反対しない

    ?第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方 ?いい声でしゃべれば、どんな人も見方にできる
    ?「ラ」の音階でおしゃべりをし、面白くなくとも”自分から”笑う
    ?断定口調で話さない
    ?相手のことは、いくらホメても、ホメすぎることはない
    ?相手の話を聞くときには、面倒でもメモをとる
    ?”倒置法”で、驚きを強調する
    ?会話をダメにする8つの要員
    ?プライベートな質問は少しずつ
    ?会話の訓練は、「2人だけ」で

    ?第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント ?相手には、絶対に口答えしない
    ?反論するときは、「どうにもならない理由」を持ち出さない
    ?「なぜ?」と質問するのをやめる
    ?「ブーメラン法」は相手をムッとさせる
    ?曖昧な言葉で、相手を誘導する
    ?「たとえば・・・」「たとえばの話・・・」で、相手のホンネを暴く
    ?大きな要求でも、一度は頼んでみる
    ?議論に持ち込まれそうになったら”壊れたレコード”になる

    ?第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために ?自分を「ネタ」にして、笑いをとる
    ?人に「からかって」もらえるキャラになる
    ?「3分ルール」で相手を楽しませる
    ?あえてケンカを吹っかけてみる
    ?けなすときは、相手をよく見て
    ?”弱さ”をアピールしてみるのみ、ひとつのテ
    ?険悪なムードになったら、さっさとリングアウトする
    ?何かを頼むときには、”先に”謝礼をする
    ?別れのタイミングは、会話が盛り上がったとき
    ?”データ”をとって、「人たらし」度をアップさせる

    http://d.hatena.ne.jp/muromi/20070519/p1[/private]

  • 「人たらし」というよりは「感じが良い人」「好印象な人」と言った方がわかりやすいかもしれない。
    これらに<意識的に>なりたい人に向けて書かれた本。
    どれもロジカルで筋が通っているのでわかりやすい。
    例も身近なちょっとしたことが書いてあるため、少しずつでも実践してみると何かが変わっていくような気がする。少なくとも悪い方向には転ぶことはないと思う。

  • 図書館

  • 心理学者でコンサルタントの内藤誼人氏の著書です。

    キャッチーなタイトルですが、内容的にブラックな感じはしません。

    心理学者としての著者知識をまとめ、日常生活で円滑な人間関係を築くためのノウハウが多く書かれています。

    心理学的な根拠が書かれている項目も多いので、理解もしやすいと思います。

    個人的に参考になった内容としては、以下の項目などがあります。

    「会話をダメにする8つの要因」
     ・疲れているときは人と合うな
     ・時間的に余裕がないときは人と合うな

    「何かを頼むときには先に謝礼する」

  • コミュ障、克服出来るかな…?

  • ためになった。
    長く接客業をしていたこともあり、思ってもいない褒め言葉を口にしたり、相手をいい気持ちにさせることを言うのは苦にならないタイプだが、
    人によっては『調子がいい』と思われてしまうこともあり。
    【自己評価の低い人にはあまり褒め言葉は効果がない、むしろ皮肉めいたことを言った方が、この人は分かってくれてる!と思われる。】と書いてあって、ナルホドそうだったのかー!と思った。

    全ての人に適用できる【好かれる方法】ってないとは思うけど、人に気に入られるには知性が必要だと自分も思う。
    これから先、ママ友とか職場とかで使えると思うので、出来ることから実践してみたい。

    あと、食欲を抑えるために、眉間と鼻の下にメンソレータムリップ、これもやってみよう。
    2014/07/11

  • 欺く、騙す、ウソなどの悪い意味がつきまとう「人たらし」という言葉。しかし人を上手に騙すためには知性がなければならないため、「人たらし」ができる人とは頭がいい人でもあると心理学者の著者は指摘する。本書では、初対面で好感を持たせる方法、人に好かれる心理テクニックを仕事で使うコツ、相手の心を自在に操れるテクニックなどをわかりやすい事例を交えて解説する。

    第1章 人たらしになるための基本ルール
    第2章 会う人”すべて”に100%好印象を抱かせる方法
    第3章 人間関係の”危機的状況”をうまく乗り越える心理技法
    第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
    第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
    第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
    第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために

  • 参考になります。
    ”いい線だね”・・・実践してみよ。

  • 人をたらしこむ、と言ったら聞こえが悪いかもしれないが
    人に好印象をもたれたい、とは誰しも思っているはず。
    そんな希望をかなえるため、どうすればいいのか、な本。

    広い意味で、人間関係に使えます。
    嫌な上司や先輩や、面倒なお客様。
    しかしこれ、相手ともう話したくもない、と思うような状態では
    まったく使えません。
    初対面に限って、使うべき本。

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著者プロフィール

心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は手品、昆虫採集、ガーデニング。著書は250冊を超え、近著にベストセラーとなった『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)のほか、『めんどくさい人の取扱説明書』(きずな出版)、『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』(明日香出版社)、『億万長者のすごい!習慣』(廣済堂出版)、『直接会わずに相手を操る超心理術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

「2021年 『世界最先端の研究から生まれた すごいメンタル・ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内藤誼人の作品

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