ラクをしないと成果は出ない

著者 :
  • 大和書房
3.22
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感想 : 209
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792369

感想・レビュー・書評

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  • 小飼弾氏の帯いる?
    でも、この本はいい。
    久しぶりの良書。

  • この本面白い。


    自分にできないことができる人を素直に尊敬する
    というところは当然なんだけれど、実践できるかといったら
    案外難しい。
    若いうちはとにかく読むこと。
    図書館通いは時間の無駄。

    好きだからこそ評価してもらう。

    子供部屋より書斎を作るほうが家族のため。

  • ■成果を上げる方法や仕事の技術というのは、ゼロから築くより、すでにあるパターンを盗んで組み合わせるほうが、ずっと効率がいい
    ■代替性のない仕事をやらないと、コンピュータやより安い労働力にとって替わられて、仕事がなくなる時代になっています。
    ■重要なのが、最初の仕事でした100のインプットの残りを、二回目以降のために、大切に保管しておくこと
    ■これだけインターネットが発達し、すべての調べものがパソコン一つでできてしまう時代だからこそ、逆説的に「現場に行くこと」が貴重な価値をもつ
    ■仕事においての人間関係で大切なのは、「相手にとって、自分の優先順位が高いこと」
    ■世の中の流れなり、業界の景気なりのトレンドを把握した上で、個別の処方箋を独自につくっていく
    ■つまらないと思ったらすばやく撤退しましょう
    ■「常に自分に課題を課していく人が、思想的貴族だ。すぐれた人間とは、自分自身に多くを課す者のことである
    ■情報は、収集しようと必死になっても得られません。なぜなら、情報とは「出合う」ものだからです
    ■重大なことは人から教えてもらう。これがいちばんの情報収集法であり、それは「出合う」類のもの
    ■ビジネスマンが仕事で必要な本を立ち読みですませようというのは、
    実に品がない行為
    ■興味が湧いたことは、講演やセミナーに出て、全体像と情報源を一気に押さえる
    ■物事の本質は、ウソをつく理由に隠されている
    ■ビジネスにおけるすべてのアイデアは「素人」が相手
    ■会いたい人にはできるだけ向うから望んで会ってもらうように仕向ける
    ■相手に直接言わず、周りに広める事。同僚や取引先などに「●●さんにお会いしたくて」と言っておく。ブログに書くのも1つの手。
    ■「大企業が旧に倒産するご時世だから、何も予測できない」だからこそ、予測力はますます必要になる
    ■人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる
    ■誰かに薦められたら、すぐさま取り入れないと何も教えてもらえなくなり、人とのネットワークも脆いものに変わってしまう
    ■締切日に納品しても、返信がないような会社とは仕事をしない
    ■依頼にはいつも即答、それがラクをして成果を上げる早道
    ■自分に関する責任は、自分にしか負えない
    ■すべてのアイデアや工夫は、「制限」から生まれる
    ■何を言っても必ずケチをつける上司がいたら、七対三の割合で相手に多くしゃべらせること
    ■出された問題は全てその場で解決の方向と「いつまでに」を明確にする
    ■三年で辞められるような仕事は代替性が高い仕事で、そんな仕事に
    就くことが危険
    ■会社に認められなくても、個人として商売道具になるものには金を惜しまない
    ■「好き」を安さの言い訳にしない
    ■「モノを所持する上限」を数値目標化する
    ■アイデアとは、パクり合いで生まれる
    ■リストにすべきは「何をしないか」
    ■「即やる」というのは、大勢から抜きん出るためのもっとも確実な方法
    ■「すでに読んでくれている人が、やめないようにする」ことも大切
    ■自分の「忘れグセ」を前提に、「忘れても、できる」仕組みを作る
    ■お金について真っ先にたずねるのは依頼する側として得策ではありません。合理的なのは、どのくらい時間が掛かるか、先に聞く事。優秀でプライドが高い相手ほど、仕上がりまでの時間が短く言う。手際よく仕上げて納品できるというのは、優秀である証拠
    ■契約書は始動前に交わしておく
    ■乱雑な場所から、新たに発想は生まれない
    ■細切れ損失その1探し物。その2行列。その3乗り継ぎ
    ■待たされるための準備●読みたい本をカバンに入れておく●のんびり商品を選べる店を待ち合わせ場所にする,●書類に目を通す時間にする
    ■自分の失敗や社内の失敗例などを集めておき、「こういう事態は必ずありうる」と想定しておく
    ■作家の曽野綾子さんは「貧しい国の政府に寄付しても、中間搾取で人々には届かない」という性悪説をもとに、どんな僻地でも自ら物質を届けに行きます。
    ■よほどゆとりが無い限り、正義に多大なエネルギーを割かない
    ■辞書というのは、まぎれもなく人類の財産
    ■イベントは、「迷ったら行かない」
    ■三ヶ所に入れておくテクニック
    ■時計が1番必要なのは会議中
    ■ノウハウはどんどん公開する
    ■自分発のマニュアルを作る
    ■アウトプットしないことは、インプットしない
    ■「一生モノ」と思って買っても、10年後には粗大ゴミ
    ■お酒がOKなのは、上流・醸造する工程が複雑なために製造者が限られていて、課税しやすいからというのが理由。かたやマリファナは個人でつくることも可能なので、税金をとりはぐれるから非合法になっている一面もある
    ■仕事がらみでお酒を飲むのは、韓国、台湾、中国、日本の4カ国だけ
    ■子供が出来たら「仕事で20年後にブレイクする」準備を始める
    ■「子供の将来に投資」というのは、間違った考え方。教育とは、子供に無条件にあたえるべきもの
    ■理想の生き方とは、死ぬまでフローがあること。死ぬまで楽しく働くことです
    ■天才以外のその他大勢がほとんどであれば、そのなかで成果を上げ、抜きん出ていく方法は一つだけ。継続することです
    ■いちばん自分の身になるのは、「お金をもらいながらする勉強」

  • よくわからなかったら現場に行ってみる。
    気になったらまず買う。
    商売道具への投資はケチらない。
    最初から黒字。
    健康を維持。

  • 200904/好かれることより、相手にとっての自分の優先順位を8位から3位に上げるような人間関係を目指す。このセオリーを知れば、「取引先と相性が悪い」「上司とそりが合わない」といった無駄なストレスからも解放されて、ラクになります/幾つになっても、「今の仕事は30年たってもやっている仕事かどうか」を自問し、そうでなければ続かないと見切ったほうがいいでしょう/好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年2割ずつ削除する

  • ★ラクをして成果をあげるのが基本中の基本

    ★ゴールをイメージしてから仕事にとりかかる

    ★自分に出来ないことをしている人を素直に尊敬する

    ★外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠

    ★よくわからなかったら、現場に行って考える

    ★気になったら、まず買う

    ★自分に対する優先順位をあげてもらうのが仕事の基本

    ★全体像と個別の処方箋を混同しない
     塾が少子化で先行きが暗いという人がいる。そんな全体の解決より自分の会社を
     どうするかを考える。

    ★若いうちは1日1冊 40代は1日5冊 つまらないなら、すぐ撤退。
    通読はお金の無駄はないが、時間が無駄。でも、内容が意味がなければ、結局、お金の無駄。
    判断は4分の1を読んで判断しよう。

    ★興味がわいたことは講演やセミナーで全体像と情報源を一気におさえる

    ★いざという集まりには万難を排して参加する。

    ★メールの未処理はなしにして一日を終える習慣をつける

    ★人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる

    ★先輩の一言アドバイスには、とにかくまず従ってみる

    ★依頼には即決でこたえる

    ★自爆しない
     嫌なことに二つ以上の理由をつけない。
     自分に出来ないことを出来るといわない。
     自分に出来ないことを他人のせいにしない。

    結局、やりたくない。あるいは出来ないこと の判断が大切。

    ★本当に良いものは自分で売る。

    ★問題は その場で 解決の方向といつまでに を明確にする。
     仕事は納期までに相手の納得してもらえるクオリティで納品すること
     問題があるなら、それを解決する方向性と期限を明確に。

    ★今の仕事を30年後にもやっているか。もしNOなら続かない。

    ★商売道具への投資はケチらない

    ★この社と切れたらアウトという取引先はつくらない

    ★やりたいことを周囲に話す

    ★好き を 安さの言い訳にしない
    「この仕事が好きだから、お金はどうでもいい」
    プロを目指すなら、これは禁句。「安い報酬しか得られないという現実」を
    「その仕事が好きだから」という言い訳で、うやむやにしてはいけません。

    世間がどうであろうと、わかってもらえないなら仕事ではない。
    仕事は相手に求められること。

    ★売り上げは5年で二倍が最低ライン。

    ★好きな仕事を増やすために、好きでない仕事を毎年二割減らす。

    ★「なるほど」と思ったことは24時間以内にやる目処をつける

    ★過去を振り返らない。
     今は大転換期であり、あらゆることが変化している。過去は参考にはならない。

    ★常に確率を意識する

    ★発行部数数千部のメルマガや専門誌、白書類にたくさん目を通す

    ★問題を見つけたら必ず即日解決策の糸口をみつけておく

    ★継続させる小さな工夫を

    ★自由に生きるために健康を維持する

    ★よほどゆとりがない限り、正義に多大なエネルギーを注がない

    ★一万円札と名刺は3箇所に常備

    ★腕時計をしない

    ★アウトプットしないものはインプットしない

    ★数値目標とその根拠を明白に持つ

    ★毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない

    ★相手を飽きさせず1時間話せたらお金になる。

    ★必要でないことは極力やらない

    ★死以外の悲劇は、10年後必ず人生の肥やしになる

    ★子どもが出来たら、「仕事で20年後にブレイクする準備をはじめる」

    ★昨日と違う今日、今月と違う来月、来年と違う再来年にする。

    ★加齢とともに遊び時間を増やす

    ★旅行用の持ち物リストをつくっておく

  •  2009年3冊目の読了です。 この頃、ビジネス書にも力を入れている日垣隆さんの著作です。参考になるので、頻繁に読み返します。

  • 表紙の裏の言葉「先人の知恵+自分の工夫=効率化」

    シンプルに工夫して、成果が出る知恵がつまってました。おすすめ。



    以下メモ的に。

    ・現場に行くこと、いること
    ・相手に好かれることと、優先順位が高いことは違う。後者になれ
    ・トレンドに巻き込まれない技法の習得
    ・つまらないことはやめる
    ・波瀾万丈だから人生はドラマになる
    ・情報操作について
    ・一日一冊
    ・専門誌の重要性
    ・タダで読む本は血肉とはならない
    ・会いたい人に会うこと
    ・完成>100点
    ・どんなひとからでも2割、学ぶことがある
    ・フロー化できるものはすべてフロー化を意識
    ・健康
    ・失敗の原因を探す時、除外してはならないのは自分
    ・急いでいてなくて面倒なことはメモ
    ・天才は一世紀に一人。好きなことで金を稼ぐ
    ・仕事がらみで酒を飲むのは日本、中国、韓国、台湾
    ・子育ては溜めの期間


    たのしく、わがままにやっていこうと思う次第です。

  • 考え方に共感。まさにその通りだと思った。
    もともとの自分の考え方と似てる。

  • ・新鮮で面白いことは30秒で説明する。
    ・家族に仕事のおもしろさを伝える。
    ・今いるメンバーを前提にする。
    ・気になったら、まず買う。
    ・大切な人は命がけで守る。

著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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