- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793014
感想・レビュー・書評
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文系ビジネスマンでも〜というタイトルの通り、理系でない、数字に弱い人でも読みやすく分かりやすかった。
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正しい意思決定のプロセスは
1.前提を確認する
2.他の選択肢を検討する
3.判断材料を定量的にしめす -
法則をいろいろ教えてくれるのは役立つ。ビジネスにいかに数字を役立てるかが書かれているが、もっと根本的な数学との馴染み方を教えてほしかった。
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理系ビジネスマンが知らない9つの数字の法則: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/407918383.html -
実を言うと「数学力の教科書」と空目して購入してしまったのだが・・・
でも中身は非常に良く,目から鱗が落ちるというのを久々に実感した感じだ.
何となくもやもやと分かっていたことをすっきりと説明してもらえて,気持ちいい読後感.
ビジネスマン必携の一冊ではないだろうか.
ひさびさのお勧め. -
コンサルならではの「統計グラフの見せ方のトリック」とか、著者は元国税調査官だということで、国税が日常からやっている数字力のトレーニング法なんて話が紹介されているのも面白かった。あとがきのエピソードもいい。
トピックがテンポよく並んでいる構成で、次々読ませる文章力も好印象。
なかなか勉強になる。 -
◉数字力とは、数字を使って意思決定への筋道を立てる力のこと。
それは合理的な意思決定を積み重ねていくために最も役に立つ能力である。
メモ
・「数字で示せる目標」をつくらなければ目標を達成することは不可能 (p.34)
・多少強引でも、数字を固めてしまえば動きが変わる (p.43)
・数字力のある人は、まず、大きな数字をブレイクダウンする、つまり「分けて考える」ことをする (p.53)
・数字の精度については、あまり神経質になる必要はない。数字の根拠を説明できればよい。 (p.118)
・ゼロベースで考え、判断材料を数字化して整理する (p.171)
・つねに「機会損失」を意識する (p.187)
2013.05.12 読了 -
「ものごとを数字に置き換えて考えることで問題や課題を把握し、打つべき解決策を考えやすくしましょう」という趣旨の本。
物事を数字に置き換える、とはそれを客観的に眺め直す、ということに等しい。
たとえば「みんなそうしている」といったとき、「その“みんな”とは何人のことなのか?たとえば日本の人口の何%なのか?」と考えていくことだ。そういったことを改めて自分に問い直していくきっかけになる本だと思う。
平均値に関する章と統計値の前提を考え直す章は役に立つ人もあるだろう。
平均値は代表値ではない。本来は分布をみなければなんの意味もない、むしろ実態を誤ってとらえてしまう可能性のある危険な数字である、ということを知っておいた方が良いだろう。
また、政府統計などは前提を知っておかないと誤った印象をもってしまう。たとえば「仕事をしている人の割合」といったとき、それは正規雇用だけなのか?非正規雇用も含むのか?もしかしたら単に求職中の人も含んでいないか?といった具合に、統計値の「定義」を知ることが重要である。 -
分かりやすいがいまいち