考え方~人生・仕事の結果が変わる

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795735

感想・レビュー・書評

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  • 人生は考え方によって変わってくる。

    希望をもち、情熱を失わず、日々努力を怠らないこと。
    未来に希望を抱き、明るく積極的に行動していくことがなにより大事。どんな厳しい境遇にあっても、これは天が与えた試練、なにか新しいことへの機会と捉えることで結果も変わる。

    人のために生きるという想いが行動を変える。
    生きていること、生かされていることに感謝、足るを知ることで日々に幸せを感じることができるもの。
    他人の喜びや安堵を自分のことのように感じ、世のため、人のためになることをおもうこと。人のためになにかをするという行為はもっとも尊い行いという言葉にはさすが心に響くものあります、、

  • 考え方が人生にもたらす影響は絶大
    誰かの為にと思うことがいつか自分に返ってくる

  • 成功した人の人生哲学

    最初はちょっと鼻につくかなと思う節もあっあが、結局常に前向きで、逆境にめげずに、他者のためてまあれと言う考え方はいつ、どんな、誰にでも当てはまるのかなとは思う。

  • 基本的には生き方や働き方と同じ内容であった。新鮮味はないが繰り返し同じ事を読む事で、稲盛氏の考え方が理解できるようになってきた。

    やはり心を磨く。正しく生きる。世のため人のために生きる。真面目に働く。当たり前!!でも出来ない!

    そんな事だ。

    でもそんな人間になりたい。愚痴や悪口やそんな事ばかり言ってる人間はやはりつまらない。

    理想かもしれないが、なりたい。なる!

  • 【注:本レビューは,旭川高専図書館Webサイトの「私の推薦する本」に掲載した文章を,執筆者の許可を得て転載しています】

     著者の稲盛氏は,昭和7年鹿児島県に生まれ,終戦の昭和20年には結核に罹病し,死の淵をさまよい,更には空襲で家を消失するなど恵まれない幼少時代を過ごしたという。戦後貧窮するものの家族の協力と周囲の進めにより高校進学を果たした。高校卒業後,希望した大学医学部には合格できなかったが,地元の大学で工学を学んだ稲森氏は,碍子製造会社に就職した。
     その後稲森氏は,昭和34年に京都セラミック(京セラ)を,また昭和59年には第二電電(現KDDI)を設立した。さらに平成に入って多額の負債を抱えて経営破たんした日本航空を短期間で再建したことは,あまりにも有名な話である。
    この本には,稲盛氏の持論が数多く書かれていて,箇条書きに書かれた見出しは,とても見やすいものである。
     「当たり前のこと」と思うことが多々書いてあり,見方によっては,つまらないと思うかもしれない。しかし,読み進めて行くと奥が深いことに気が付くだろう。
     人間は,生を受けてこの世に生まれてから死を迎えるまでの境遇は,さまざまである。一方では,何一つ不自由なく生活しながらも不平不満を言って生きている人がいれば,他方では,どうして自分だけが,こんな目に合うのかと?と人生を恨み嘆き続ける人もいる。自分は恵まれていないと悲観した考えを持つと,「自分だけが何故?」と負のスパイラルから益々自分を追い込んでしまう。そんな時に,考え方をプラスに進めるか,マイナスに進めるかでその後の人生は大きく変わってしまう。
     人間は,植物と同じで「早生」と「晩生」二つのタイプがあるという。最初から利発で聡明なタイプの人間もいれば,初めは勉強ができないけれど,少しずつ頭角を現していくタイプの人間もいる。小さい頃,他人と比べあまり勉強ができなくとも悲観することはない。自分は遅れて成長するタイプだと考えて,努力する気持ちを持てば良い。
     今日一日を一生懸命に生きれば,明日は自然に見えてくる。明日を一生懸命生きれば,一週間が見えてくる。一週間を一生懸命生きれば,その先が見えてくるという。その瞬間ごとに全力を傾注して生きることが大切である。
     しかし,人間は弱いもので,毎日コツコツと進んでいても時として壁に当たり,心に邪念が走る。そうすると自分を正当化する「言い訳」が登場することがよくある。
     挫折しそうな時は,見方を変えてみる。創意工夫をするに限る。自分の夢の実現のためには,コツコツと続ける日々の地味な努力と工夫の積み重ねが必要となる。
    人は,上を見れば限りないが下を見ても限りない。長生きする人もいれば,病に伏して若くして亡くなる人もいる。また,親の命と引き替えで生まれてきたという人もいるだろう。縁あってこの世に生まれて来きたのだから,人生なめずに日々命に感謝の心を持ち,前向きの「考え方」を持ち続け大切な人生を全うしたいものである。
    (技術創造部 職員)


    ▽配架場所・貸出状況はこちら(旭川工業高等専門学校蔵書検索)
    https://libopac3-c.nagaokaut.ac.jp/opac/opac_details/?kscode=004&amode=11&bibid=1014078215

  • 稲盛和夫さんの真っ直ぐな生き方に惚れ惚れした。
    謙虚であることが大事。

    初めて稲盛和夫さんの本を読んだが、内容が濃い。自分自身に素直で、人には謙虚。自分より社会のため、人のために頑張る人だと感じた。こんなに真っ直ぐで熱意があって素晴らしい、、こんなに正直な考えは頭のどこかにあったが、現実にはできっこないと思っていた。自分の考え方が変わった

  • 反省とは雑草を取り除くようなもの。
    例え話や引用がわかりやすい。


  • 1人が意識を変え、善き「考え方」を持つことで、個人を超えて、集団そのものの運命をも変えていく力がある。
    人のためと考えられる人は、いつか自分に返ってくると言っている。

    読んだときの感情や知識によっても受け取り方が変わる本だと思う。そのため、是非また改めて読み直したい。

  • 今更感あるけど、稲盛さんの著書を読んでみる。人生の方程式の話は有名だけどここまでわかりやすく人材育成の感覚を言語化できているのがすごい。

  • 日々の生きる姿勢を見直す、いいきっかけをくれた本でした。

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著者プロフィール

1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長に就任。84年、第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問、2010年には日本航空会長に就任する。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問となる。84年、稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。2022年8月逝去。その他著書に、『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』『稲盛和夫のガキの自叙伝』『高収益企業のつくり方』『人を生かす』『従業員をやる気にさせる7つのカギ』『成功への情熱』『生き方』等がある。

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