思考停止する職場 ~同じ過ちを繰り返す原因、すべてを解決するしかけ~

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479796350

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で見つけて通読. 悪い本ではないが, まとまりがない感じがした.
    マニュアル (明示的なマニュアルだけでなく, 職場の不文律みたいなものも含めて) の手順しか分かっていないと, 面倒なところを飛ばすなど勝手なカイゼンが起こる. マニュアルの意味を理解するとともに, 環境の変化に応じて柔軟に変えていく必要がある.
    難しいのは, 失敗した当事者になりきることと, 失敗を「失敗」と正しく認識することだと感じた.

  • ためになると思えなかった。

  • 失敗学に関する内容。失敗をしない仕組み、よくある事例を挙げて説明してくれていると同時に対応策も書かれている。ただ、これを構築するのが一番難しいとは思う。

  • 思考が停止し、失敗するのは、リスクに気づ
    きながらも見て見ぬフリをするからである。
    何かしらのアクションを起こさないからであ
    る。どんなアクションを起こせば良いかわか
    らなければ、過去の失敗を客観的に評価、定
    量化すると良い。人、物、環境、管理という
    視点から分析をする。あるいは同様の失敗事
    例を情報として沢山、詳細に集め、自分から
    離れた視点で類似性を探す。どうすれば、同
    じ失敗をしないか見つけてみる。

  •  要は今までやってきた日本式社会を外国式に変えようという事ね。

     外国方式はどう頑張っても日本の古臭~い企業に比べれば失敗などせんという事?

     この本に書かれている過去不祥事を犯した企業の事例で名前が出ているのと出ていないのが気になる。○○の事情という事か。


     

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著者プロフィール

飯野謙次
スタンフォード大学工学博士。1959年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、General Electric原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年、SYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任 (現職)。2002年、特定非営利活動法人 失敗学会副会長となる。 本書では、工学・失敗学で得た知識・経験をもとに、誰もが自分の仕事を効率化し、ミスを撲滅する具体的な方法を提案。誰でもすぐに実行できる簡単なワザで、確実に結果が出せる。

「2021年 『ミスしない大百科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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