民を殺す国・日本: 足尾鉱毒事件からフクシマへ (筑摩選書 119)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016263

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  • 一ヶ月前のことどころか
    一週間前のことすら
    メディアにとりあげられなくなると
    急に 海辺の汐が引いていくように
    もともと なかったかのように
    思わせられてしまう(!)今を感じる

    こんな 現代だからこそ
    今 自分の足下で起きている
    今 自分の目の前から隠されている
    現在に潜む「考え続けなければならないこと」に
    ちゃんと向き合っていたい

    今起きていること は
    過去の事実と ちゃんと つながっており
    今起きていること は
    これからの 私たちの明日を 作り出す「過去」になっていく

    これまでを 変えることは できない
    でも
    これからを 変えることは できるはずだ

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著者プロフィール

1946年 埼玉県浦和市生まれ
[現職]専修大学文学部教授
[著書]『権力とはどんな力か』勁草書房,1991。『自分であるとはどんなことか』勁草書房,1997。『所有という神話―市場経済の倫理学』岩波書店,2004。『責任って何?』講談社,2005。『善と悪』岩波書店,2006。他多数

「2008年 『職業と仕事…働くって何?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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