奇術のたのしみ (ちくま文庫 ま 2-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480020284

感想・レビュー・書評

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  • かなり古い本なのですね。
    奇術(マジック)の歴史的・文化的な背景や様々な奇術師たちの活躍など、とても興味深く楽しく読めた。
    日本でも古くから「しかけ」「からくり」といったトリックの文化があり、歌舞伎などで取り入れられていたようです。
    ヒトの目の錯覚や心理を上手く利用して不思議な空間を作る。
    「だまし絵」などもそうですね。
    この本の中にもエッシャーの「ありえない世界」が描かれており、とても面白かった。

    『奇術の目的は、人工的な不思議の世界をつくりだして、観客に意外性を体験させることにある。』とある。
    マジックには必ず何か仕掛けなどがあるのだろうと思うし、自分でも本で読んでタネがわかったマジックもあるのですが、それでもやはりテレビで何度も観たり、間近で観ても「この人は魔法使いなんじゃないか?」と思ってしまうくらい自然で鮮やかで、なおかつ爽やか♪
    ライピチッヒさんの言葉にあるように、私も紳士にだまされるのは嬉しいです☆

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