シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
3.85
  • (43)
  • (48)
  • (61)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 564
感想 : 62
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033024

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 王道だが感動。レオナルド・ディカプリオ主演の映画も見て、この世界観に一時期嵌った。
    とても読みやすい文章で、ウィリアム・シェイクスピアの他作品も彼女の翻訳で読めば良かったと途轍もなく後悔している。私は外国文学が好きで、私にとってこれはその走りなのだが、翻訳家の重要性を知った。

  • 盛り上がる恋愛を2人の主観で見るだけではなく、周囲の人物の客観的な視点があることで冷静にも見ることができました。恋愛によって破滅する悲劇と、愛の力が両家の敵対感情を和解に導く展開、その両面が描かれるところが面白いです。

  • はじめてロミオとジュリエットを読んだ こういう結末にもかかわらずなぜか清々しいのはなんなんだろうか、ふたりの愛にただ正直にいたいと思う それでいい

  • とても好きな翻訳

  • 恥ずかしながらの初シェイクスピア。誰でも名前は知っているこの戯曲も、情けないことに通読したのは初めて。大仰な台詞たちのいちいちを、心行くまで味わい尽くすところに楽しみ方の真髄がある訳ですね。物語そのものをひたすら味わいたい自分のような者にとっては、あまり向いてないかもしれないす。

  • 実を言うと、あんまり理解出来ない猪突猛進っぷり。
    なんでそんなに若いのにって思ってしまう。

    まぁ、私には実感出来ない時代背景や二人を取り巻く環境がこうさせたのかな…と思わなくもない。

    話は、内容が世の中に出回ってても面白く読めた。
    面白く読み過ぎて、登場人物のテンポが若干喜劇に感じられたのを人に言うと、何故か怒られる。

  • あらすじにすると悲劇に分類されるだろうけれど、ちょくちょく言い回しなどにシェイクスピアの遊び心が現れていて、ロミオとジュリエット=べったべたの悲劇だという先入観が壊されました。

  • 喜劇の中を疾走する悲劇。退屈だと思っていたシェイクスピアを大好きにしてくれた訳者。感謝。

  • シェイクスピアだしとか思ってたけど、全く古くない感じの新鮮な訳で驚きます。やっぱり大げさなほど比喩を乱用して入るんですけど、やっぱりそこから出てくる美しさとか悲壮さってのは胸を撃つし、シェイクスピアすげえなと思うと同時に訳者もすごいなと思いました。

    2022年2月23日 再読
    人死にすぎ!!バタバタ!!

  • ジュリエット14歳って若い! ロミオの年齢は分からないけど、10代なんだろうな。マキューシオやパリスもみんな若いんだろう。
    序盤は惚れっぽいロミオや、下ネタでロミオに絡むマキューシオに笑っちゃうくらいだったんだけど、ある出来事をきっかけに一気に悲劇展開になる。話をよく知らずに初めて舞台で見たら、ドラマチックだろうなあ。この話が有名な理由がなんとなく分かる。

W.シェイクスピアの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
遠藤 周作
ヘミングウェイ
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×