整体入門 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.52
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本棚登録 : 1096
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037060

感想・レビュー・書評

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  • 野口整体に興味を持って図書館で借りましたが、さらっと読んだだけではダメだなと、3部作を注文。
    まだよく分からないので星4つですが、YouTube動画も含めてもう少し学んでみたい。これが自分なりの健康法に変化をもたらしてくれる予感あり。

  • 初めての野口晴哉であり、整体入門と同じくして野口整体入門となった。
    "気は勢い"という言葉が印象的。
    全部を鵜呑みにはしないが今は半年前に負った骨のヒビに自分なりの愉気を当ててみている。

  • 野口晴哉

  • 体が持つ本来の力を引き出すという考え。背骨,腰,首,肩の可動域の拡大。部位に集注(この表現が面白いと思った)するとゆっくり伸びていく気がする。写真がついているが実際の動きを見てみたい。体癖の12分類はイメージしにくいが,著者の中では理論になっているようだ。
    著者も指摘する体に及ぼす心理的な影響は,心を整えていけば改善されるという。体の癖と心の癖,その対応関係。エンボディメントという研究領域で行われている。
    病気(不調)は自分以外の専門家に治してもらうという思い込み。人に心があるならば,それも人間という生命体が生きるために必要な仕組みで豊かな力を持っているだろう。その力の発揮を阻害している要因がありそうな気がする。

  • 何年かぶりに読み返したが、改めて多くの発見があった。
    「脳からの命令で身体が動く」と信じ込まされている近代以降の人間には、なかなか理解できないかもしれないが、真理が詰まった一冊である。

  • 43-

    読みやすいし、文体がいい。

  • 私のバイブルであり、原点です‼️

  • だいぶ古い本なので、今の医学に照らしてみたら無茶なことも書かれているかと思われる。整体とはどういうものであり、どのようにすれば各種の症状や痛み、問題が解決するか、ということが様々、書かれています。

    実際の体の動かし方や息の吐き方、体の捻じれやゆがみへの対処法など、いわゆる「整体のやり方」については、実際に道場に行って習ってみないと会得しがたいかな、という印象ではあります。
    ちなみに著者が設立した社団法人整体協会は今も現役で活動中らしい。ただ、整体のやり方を学べる道場に参加できるのは協会の会員のみということで、ちょい敷居が高い。

    ただ、本文中に何度も出てくる「病は人に治してもらうものではなく、自分の体は自分で管理せよ」というメッセージには共感。かといって自分で管理できるすべのない自分は、やはり整体やマッサージに通ってしまうのだが、メンテナンスを何もしないでほっとくよりは良いだろう。

  • 時として幸福とは無知である

  • 実践してみないことには本当の価値は分かりませんが、体や健康のことをこんな風に考えたことがなかったので、興味深く読ませてもらいました。
    力を抜くことが大事なんですね。

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著者プロフィール

「社団法人整体協会」創設者。1911(明治44)年東京生まれ。17歳で「自然健康保持会」を設立。整体操法制定委員会を設立し、療術界で中心的役割を果たす。しかし治療を捨て、1956(昭和31)年文部省体育局より認可を受け「社団法人整体協会」を設立し、整体法に立脚した体育的教育活動に専念する。1976(昭和51)年没。主な著書に本書のほか、『整体入門』(ちくま文庫)、『体癖1、2』『育児の本』『躾の時期』(株式会社全生社発行)等がある。

「2013年 『体癖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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