マンスフィールド短篇集 (ちくま文庫 ま 25-1)

  • 筑摩書房
3.16
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本棚登録 : 59
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037862

作品紹介・あらすじ

マンスフィールドの短篇小説は、心の微妙なうごきを詩情あふれる散文で生き生きと描き出す。日常をかすめて通る死の影に、揺れる少女の心。幸福の中の倦怠。再会した男と女のかけひき…。それまでの作家たちを超え、新たな世界を切りひらいた彼女の短篇は、今後も古びることなく読み継がれていくことだろう。代表作とされる「ガーデン・パーティー」ほか全14作を、新訳・新編集で贈る。

感想・レビュー・書評

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  • 新潮文庫版と微妙にラインナップが違いました。
    当時、「鳩氏と鳩夫人」というタイトルにタイムリーだなとニヤニヤちゃいました。
    阿刀田高に「マンスフィールドを読む女」ってのもありましたね。

  • 『ガーデン・パーティ』と『人形の家』が好き。

  • 出てくる人の動き、心のゆれ、
    食べ物の香り、草が風になびく様子など、
    一つ一つの描写がいきいきとこちらの胸に再生されるような。

  • ヴァージニア・ウルフを嫉妬させたマンスフィールドの短編集。

  • 珠玉。以下引用メモ。「捜し物! 黄金に似た一時間/ダイアモンドの一分を六十集めたもの/薄謝進呈いたしません/永遠の彼方にすでに去ってしまったので」

  • 070906(m 090226)

  • (8/11)

  • なぜだかすごく好き。

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著者プロフィール

1888——1923年、ニュージーランドに生まれる。裕福な家に生まれ、15歳のときにロンドンのクイーンズ・カレッジに留学。一度、ニュージーランドに戻るが、19歳でふたたび渡英。2番目の夫である文芸評論家J・M・マリと出会ったころから作品を発表しはじめ、短篇集 The Garden Party は高く評価された。
1910年に肺結核を発症するが34歳で亡くなるまで少なくない数の短篇を発表した。ヴァージニア・ウルフとはライヴァルのような関係であった。エリザベス・ボウエンなどの文学史上有数の作家から短篇小説の革新者であると見なされ、作品は現在も世界中で読まれている。

「2022年 『郊外のフェアリーテール キャサリン・マンスフィールド短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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