知識経営のすすめ: ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書 225)
- 筑摩書房 (1999年12月1日発売)
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感想 : 42件
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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480058256
感想・レビュー・書評
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「ナレッジマネジメントとは、簡単にいえば、個々人の知識や企業の知識資産を組織的に集結・共有することで効率を高めたり価値を生み出すこと。そして、そのための仕組みづくりや技術の活用を行うことです。」 (P7)
この本は、知識経営(ナレッジマネジメント)を説明しようとしている本です。
この知識経営という概念自体は活用できれば面白そうな概念に感じました。
が、3回ほど読み返しても、概念の説明なのか、具体的方法の提示なのかよくわからず。
また、見返しには「大転換を迫られている日本的経営の未来を探る」みたいな記述もあり、この本の目的がどうにもはっきりしない。
そういう点から、残念ながら、概念もはっきりしなかったし、即実践・活用とはいかないだろう。
「知識経営」という言葉とその意義がわかった点では良かったが、もっとよい入門書があるだろうからそちらを読むべきと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「日本的経営の未来を探る」とあるのですが、さっぱり印象に残りませんでした。