知識経営のすすめ: ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書 225)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058256

感想・レビュー・書評

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  • 「ナレッジマネジメントとは、簡単にいえば、個々人の知識や企業の知識資産を組織的に集結・共有することで効率を高めたり価値を生み出すこと。そして、そのための仕組みづくりや技術の活用を行うことです。」 (P7)

    この本は、知識経営(ナレッジマネジメント)を説明しようとしている本です。
    この知識経営という概念自体は活用できれば面白そうな概念に感じました。

    が、3回ほど読み返しても、概念の説明なのか、具体的方法の提示なのかよくわからず。
    また、見返しには「大転換を迫られている日本的経営の未来を探る」みたいな記述もあり、この本の目的がどうにもはっきりしない。
    そういう点から、残念ながら、概念もはっきりしなかったし、即実践・活用とはいかないだろう。
    「知識経営」という言葉とその意義がわかった点では良かったが、もっとよい入門書があるだろうからそちらを読むべきと思います。

  • 「日本的経営の未来を探る」とあるのですが、さっぱり印象に残りませんでした。

著者プロフィール

野中郁次郎
一九三五(昭和一〇)年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D.取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校社会科学教室教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。著書に『組織と市場』、『失敗の本質』(共著)『知識創造の経営』『アメリカ海兵隊』『戦略論の名著』(編著)などがある。

「2023年 『知的機動力の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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