萌える男 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.22
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本棚登録 : 287
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062710

感想・レビュー・書評

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  • おたく弁護のように聞こえなくもないけど、ただのおたく分析とはまた違った方面から見てるのでまぁまぁおもしろいと思います。

  • オタクとは何か、その本質を問うた本。
    そうそう、そうなんだよ!と納得するところ多し。
    タイトルからは想像もつかないが、
    新書なので、当然それなりにアカデミックに話が展開するが、
    比較的読みやすい。

  • 間違いなく賛否がはっきりと分かれる本。新書という体裁上『電波男』と違い、ガチ成分に偏ってしまったため、普段新書を読んでいる人にとってはトンデモ本に映る可能性が高い。</br>
    </br>
    内容的には『電波男』とオーバーラップする部分が多いので、ネタが分かる人は『電波男』と『電波大戦』を併用することをお勧めする。

  • ほんとにマジメなほんになっちゃいました!

  • 内容は「電波男」とほぼ同じだが、文章の読みやすさ(普通のちくま文庫向け文体。絵文字などなし)なのでこちらの方がちょっとお勧め。でも「電波男」とセットで読むともっといい。

  • 「電波男」の一般向けバージョン。
    その後の状況を踏まえた解説もあるので、「電波男」ファンも楽しめる。

  • 「男一瞬、だち一生」ということばがあるそうだ。男にとっても同じことがいえるのだろうか。恋愛に対してとても誠実とはいえない萌えない男たちが恋愛市場を独占している現状に対し、萌える男達は女性に対し誠実であるのに、恋愛市場から排除されているという。萌える男の一人である著者が萌える男の復権を目指してかいた本。いろいろ引用はあるし、図解もあるが、いまいち全体がみえない嫌いがある。

  • 萌えについて深く考えた本。後半に行けば行くほどどっぷり萌えの構造に迫っていくのだが、萌えは2次元的で現実が3次元であり、萌えはこれを現実に結びつけることが可能だという風にしめている。萌えは危なくないという萌え擁護の本なのだ。確かに萌えは著者が定義するように「脳内恋愛」であり、ある意味宗教的な「偶像崇拝?」みたいな部分もある。自分を裏切ることのない、信じられる媒体こそが萌えなのである。こもってその中で生きるのは平和なのである。ただ、私が萌えの危険を感じるのは生身の人間とぶつかれないというか、それは社会的だったり、恋愛だったり、家族関係だったり、直接的対決をする前の段階が萌えであるようにこの本には書かれているが、果たしてそうなのだろうか。裏切られても、どういう思いをしても、人と向き合っていくべきものなのにそこをうまくかわせない人というか邪魔くさいと思った人が萌えに走っているのではないか。確かに萌えは悪くない。それはわかるが、脳内(萌え)と脳外(現実)を上手に渡り歩ける軽さが必要なのではないか。

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