ウェブ恋愛 (ちくま新書 624)

著者 :
  • 筑摩書房
2.73
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本棚登録 : 90
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063281

作品紹介・あらすじ

ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上前の本。第2章「恋愛日記を綴る心理」のみをパラパラと。当時流行ったブログなどの紹介が中心。

  • もう少し軽い読み物と思っていたが、読んでみると結構重かった。
    理解し難い面が多いが、これもネット時代の多様性・多態性のためか。
    はたまた、私自身がこういったことを理解するには年齢をとり過ぎたのか。

  • 諸事情により借りて読んでみた。実例が多く、著者本人が書いていることもあって興味深い。参考文献も収録されており、信頼度は高いのではないだろうか。買ってもいいかと迷うレベル。

  • 世間が抱く恋愛観とネット恋愛における心理などが描かれている。

    ただ、著者の事例は必要なのか?と感じた。

  • すべての体験談が嘘っぽい。ネット恋愛は確かに存在するけど、上げられている体験談のカップルは欝とか、素行に問題ありそうな頭の悪い事例ばかり。読み手が実際あるかもしれないなと思うようなエピソードを、「聞いた話」として自作してるんじゃないかと疑ってしまう。

    随所に出てくる著者の体験談は自慢話かと思えてイラっときた。あなたの自慢は聞いてません。

  • [ 内容 ]
    ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。
    インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。
    こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。
    また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。
    ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。
    同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。

    [ 目次 ]
    プロローグ 本当の恋を探して(本当の恋はどこにある?;恋愛の順序 ほか)
    第1章 ウェブで出会うということ(パソ婚;AOLがウェブ恋愛を後押し ほか)
    第2章 恋愛日記を綴る心理(日記サイトの林立;ブログ人口の急増 ほか)
    第3章 生きにくさからの解放(キューレス・メディア;ウェブの共同性 ほか)
    エピローグ ウェブのアドバンテージ(コミュニケーション手段の多様化;有害情報が少年犯罪を誘発? ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • これもレポートの題材になるかなーと思って読んだ本。
    今の時代、昔の恋愛とはかなり変わってインターネット上でも恋愛ができるようになった。
    それがウェブ恋愛である。
    外見から入るのではなく、文面から入る新しさ。普通に生活していては関わることがない人との出会い。魅力はいくらでもあるが、匿名の中での信頼性の獲得、想像と現実とのギャップ、まぁいろいろデメリットもありますね。
    でも「恋愛」というもの自体はいつの時代も変わらないものらしいですよ。

    この本自体にはチャットとか掲示板、SNSや出会い系で実際に会って交際にまで発展した人の実体験が豊富にのってますし、著者自信の体験などから恋愛というもの自体も学ぶことが出来るかも?

    こんなネット上で上手くいくわけないだろーって突っ込みたくなるけど、すぐ読めちゃうし、まぁ暇つぶしに読んでみては。

  • うまい人はどこでもうまい。

  • 絶対にありえない。ウェブ上で恋心が芽生えるなんて。
    しかし、私の周りではインターネット上で知り合い、実際に付き合うまでにいった人が何人もいます。
    この本を読んで、その理由が少し分かったような気がします。

  • これもレポートの題材になるかなーと思って読んだ本。
    今の時代、昔の恋愛とはかなり変わってインターネット上でも恋愛ができるようになった。
    それがウェブ恋愛である。
    外見から入るのではなく、文面から入る新しさ。普通に生活していては関わることがない人との出会い。魅力はいくらでもあるが、匿名の中での信頼性の獲得、想像と現実とのギャップ、まぁいろいろデメリットもありますね。
    でも「恋愛」というもの自体はいつの時代も変わらないものらしいですよ。

    この本自体にはチャットとか掲示板、SNSや出会い系で実際に会って交際にまで発展した人の実体験が豊富にのってますし、著者自信の体験などから恋愛というもの自体も学ぶことが出来るかも?

    こんなネット上で上手くいくわけないだろーって突っ込みたくなるけど、すぐ読めちゃうし、まぁ暇つぶしに読んでみては。

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著者プロフィール

1969年栃木県生まれ。ジャーナリスト、中央大学文学部講師。東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。元長野日報記者。おもにネット事件、自殺問題、若者の生き方、サブカルチャーなどを取材。98年からは、ウェブと生きづらさをテーマに取材を進めている。

「2020年 『学校が子どもを殺すとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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