ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 278
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063878

感想・レビュー・書評

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  • この世にこの人がいて良かったとおもう

    高速道路とけものみちの概念とか

    知らなかったら、けものみちサイドのぼくはきっとわけがわからずカモになりつづけることになる

  • 個人も組織も企業も環境適応が必要。
    そのため、どんな環境を選ぶのかが大切。

  • 約10年前の本だけど、今に通じるものが多々あり。偶然にも久しぶりにブログを書き始めた身としては感化される点もあり。

  • 第六章『大組織vs.小組織』に葛藤している学生必読の本! 第三章『「高速道路」と「けものみち」』は将来を考える、成長する上で本当におもしろい。 ネットとの付き合い方がようやくわかった。

  • 9年も前に出された本 だが、自分にとっては十分満足いく内容だった。
    「高速道路」と「けものみち」のたとえも興味深く読めた。”群衆の叡智”の考え方は十年前に言われていた“ウェブ2.0”の考え方だ。

  • 10年くらい前に新聞の紹介で知りました。Rubyのまつもとさんのこと、サバイバルについて書かれているメッセージはずっと心に残っています。

  • Only the Paranoid Survive! -by Andy Rubin
    ネットは個をエンパワーする

  • 本書では、実際に自分のやりたいことを突き詰めて、新しいみちを歩み、それが結果としてあたらしい職業を作り出した例が紹介されている。その幹となるものは本人の考え方なのだが(本書では、ロールモデル思考法を紹介)、ウェブ時代はそのような生き方を可能にした。
     その一言を引用すると、「ネットは個をエンパワーする。」
    これは、決して就職を迎えようとする若者だけに向けた言葉ではない。いまを生きる全てのひとに向けて筆者は問いかけているのではないか。
    「いまは、もうこんなことができる世の中だ。さて、あなたは、けものみちを歩く意思があるか?」と。

  • 「ウェブ進化論」の続編ということでもないのかも知れないが.
    あれからたった1年半しか経過していないのにGoogleの新たな動き等激しい変化を補足している.
    「ウェブ進化論」ほど衝撃的な発見は多くはないが,新たな知識の整理にはなった.

  • すごく面白い。

    高校1年の娘が、高校から進路…大学選択、職業選択の参考にと紹介されていた本の一冊。

    「好き」を見つけて育てるための思考法…
    「ロールモデル思考法」
    「好きなこと」「向いたこと」は何か漠然と自分に向けて問い続けても、すぐに煮詰まってしまう。その答えを外界に求める。
    直感を信じて、外界の膨大な情報に身をさらし、「ロールモデル(お手本)」を選び続ける。「ある人の生き方のある部分」「ある仕事に流れるこんな時間」「誰かの時間の使い方」「誰かの生活の場面」など、人生のありとあらゆる局面に関するたくさんの情報から、自分と波長の合うロールモデルを丁寧に収集するのである。
    自分の内から湧き出てくる何かが具体的に見えずとも、「ある対象に惹かれた」という直感にこだわり、なぜ自分がその対象に惹かれたのかを考え続ける。たくさんのロールモデルを発見することで、自分の志向性について外側の世界からはっきりとした形で顕われてくる。
        ↓
    「生きるために水を飲むような読書」
    「読書」は、「自分の志向性の発見」のための道具

    「ブログ」を書く
    「ネット上で面白かったサイトにリンクを張りつつ感想を書く」
    人や本やニュースなどの情報との出会いの中で感じる「面白かった」という直感
    「自分と波長の合う信号を探す」
    ブログで記録し続けることは、ロールモデルの引き出しを増やしていく。
    「人を褒める能力」=「ある対象の良いところを探す能力」
    批判ばかりをすると、思考回路がネガティブになり、自己評価も低くなる。けなす対象は自分にとっての雑音。それにかかわり粗探ししている時間はもったいない。

    上記に部分に、すごく共感した。
    最近、読書本を読むと、一度の読書で内容を頭に入れるために、ラインを引いたり、メモしたりという方法の本を何冊か読んだが、ピンとこなかった。同じ本を読んでも、人それぞれ、引っかかるところが違う。自分発見のために読書している。本で読んで、「そうそう、そうだよね~」と思うと嬉しくなる。まさに、「生きるために水を飲むような読書」を私はしているのだと思った。

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