50歳からの知的生活術 (ちくま新書 1084)

著者 :
  • 筑摩書房
3.05
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本棚登録 : 148
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480067883

感想・レビュー・書評

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  • 夫の本棚からの一冊。
    何だかとても魅力的なタイトル!
    自分がこの年代真っ只中なので、すぐさま読み始めました。
    が…
    この本のターゲットは現役バリバリのビジネスマンの方々でした。
    忙しい毎日から、定年後の自由な毎日へ、どのようにシフトしていくのか。
    それも、知的に!
    そのためのヒントでした。

    なので、そこはちょっと…、と思うことも度々でしたが…
    でも、テーマを持つことは大事だと思いました。
    それは無理をしてやることではなく、自分の好きなこと。

    これまで、自分の好き嫌いとは関係なく、やらねばならないからとやっていたこともありました。
    考えてみると、これからはそんな時間は極力減らしたい。
    限られた時間をできる限り有意義に使いたい!
    そこはいたく納得しながら読みました。

    ただ、著者が勧める読書と私の読書はちょっと違う。
    今の私にとって読書は完全に、嗜好とエンターテイメント。
    読みたい本を読みたいときに読む!
    これから何冊本が読めるかわからないのだから、好きな本だけを読んでいこう!
    それでええやんか~!
    って、著者の意図とは違う方向で考えがスッキリしました(笑)

    この本の中では、新聞の大切さを切々と書かれています。
    今は、バンコクでも当日の新聞が当日の朝に届けられます。
    (当たり前のことですが、その昔は違いましたから…)
    わが家では日本経済新聞を購読しています。
    私、この新聞があまり好きではありません(失礼!)
    私が読みたいと思う記事が少なくて…
    ただ、読む前から、日経は…、と思っていたところもあるので、もうちょっとニュートラルな気持ちで読んでみようかな~、とは思いました(笑)

    この本を読んで、ますます、好きな本を読もう!
    いやいや、好きな本だけを読もう!
    そう思っています。
    (著者の意図はこんなところにはなかったと思いますが…)

  • 定年後でも続けられる真の興味や関心を見つけ出すことが重要。
    ホームグラウンドを確立する。拡散から収束へ。
    新聞の興味ある記事をスクラップすることで、自分探しになる。新聞のスクラップで客観視できる。新聞はあらゆる記事を網羅している。
    蔵書を見る。何が好きかわかる。
    年間100冊を目標に本を買う。
    現役世代向けの読書指南は役に立たない。

    読書の目的=娯楽、知識の吸収、以外に、精神的に豊かな人生を送るための読書、がある。

    書評サイト 千夜千冊
    最近のニュースは、短いストレートニュース。見出しだけでニュースを見た気にならないこと。
    新聞をどの程度読むか。朝刊1時間、夕刊20分を目安にする。
    エコノミスト、東洋経済、ダイヤモンドは、月曜日の広告で興味があるものを読む。
    ブログを書き溜めたものを編集者に送る。

  • 興味ある内容でした。

  • 定年までカウントダウンが始まる50歳
    今まで全然意識していなかった「定年」という文字が、不安を掻き立てる…

    そんな中見つけたこの本は、こんな不安だらけの定年後をいかに充実させるかを教えてくれた。
    そして、このカウントダウンの10年にすべきことも…

    何ができるか
    ではなく
    何かしよう!今日、今から!
    そう思えた。

  • 2020年31冊目。満足度★★★★☆ 好きな著者。まさに私のために書かれたような本だった。

  • 同じ歳の著者が定年後の知的生活をどう考えているのか、ということで購入。寺島実郎や手嶋龍一のように本を書きたいと思って。
    ----------------
    まあ、ある程度ありきたり。さらっと読めてしまう。特に思想のないハウツー本。神戸の野村恒彦さんのこと、成毛眞の書評サイトHONZのことなどが新知見だった。
    まあ、読書習慣、テーマポケットをたくさん持つこと、そのための自分なりの方法論を確立しておくこと、くらいにまとめられるのか。

    新聞は取りたいね、真紀が昼間読むだろうし。産経か読売。あと、出版社のPR誌これは続ける。医事新報にMedicina(会社だったら読めるが・・・)。テーマは医学的なことが多いが、そこを切り口に考えるのが楽しいとは思う。

  • 知的生活というより中高年向けの読書法。他著からの引用が多くて、オリジナリティーはないが、反面無難にまとまっている印象。本は買いまくって積読しとけば興味関心の世界観が構築できるというのは納得。が、アウトプットとしての商業出版推奨のは不可解。そんな事に労力費やすのは知的でもなんでもない。また、周囲の高齢者たちから話を聞く限りでは、実際には70過ぎると本読むのは辛くなるらしいので、定年後にじっくり本を読む時間はそれ程ないと覚悟すべきであろうと思う。その辺の危機感が欠如しているように思う。

  • 三輪裕範(みわ やすのり)著「50歳からの知的生活術」、2014.8発行です。70歳近くになってますが、手にとりました(^-^) 知的生活(特に読書習慣)が定年後を充実させる、テーマをみつける、50歳からの読書法、50歳からの新聞・雑誌・テレビとのつき合い方、50歳からの知的アウトプットの5つの章立てです。ブクログ利用の方々には無用な本と思いますw。印象に残ったのは、①「役に立つことを速く」から「役に立たないことをじっくり」へ ②批判的読書と共感的読書を使い分ける でした。

  • 最後の出版に関する事項は話が飛躍しすぎと感じた

  • ◾︎2015/09/04読了。
    ◾︎

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著者プロフィール

神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠経済研究所長等を歴任。その後、伊藤忠インターナショナルSVP兼ワシントン事務所長を務める。

「2024年 『TOEIC®L&Rテスト Part5 至高の1500問』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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