ミメーシス――ヨーロッパ文学における現実描写〈下〉 (ちくま学芸文庫 ア-5-2)
- 筑摩書房 (1994年2月6日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480081148
作品紹介・あらすじ
ドイツ伝来の精神史研究と社会学的方法の成果を用い、すばらしい切れ味の文体分析により、ヨーロッパ文学のミメーシス-、文学理論の根底に横たわる現実描写の流れを追求する。ホメーロスからヴァージニア・ウルフにいたるヨーロッパ文学の本質をとく画期的文学論。1946年に出版されて以来、学者・批評家のみならず広く世界中の文学界に激しい知的興奮をもって迎え入れられた不朽の名作。全二十章のうち、本巻ではラブレーからヴァージニア・ウルフまでの十章を収録。
感想・レビュー・書評
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読書猿さんのお勧めで読み始めたのですが、最初はまったくピンとこないので、途中で挫折するかと思いました。下巻に入り、やっと著者名や作品名が少しでも馴染みがある作品になると、その文体分析や、何を語ろうとしているのか僅かながら掴めるようになりました。
古今東西の文学を多少でもかじった人じゃないと通読すら難しい、しかし読書家には至福の時が過ごせるのではないでしょうか。残念ながらわたしにはまだその資格がないことがよくわかりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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