レポ-トの組み立て方 (ちくま学芸文庫 キ 1-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480081216

感想・レビュー・書評

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  • 現在、社内向けに調査レポートを作成する部署におり、部下・後輩の作成したレポートが冗長であり、どのように指導したらいいものかと思い、出会ったのがこの本。自身の作成する文章も、改善すべき点が多いことを痛感。

  • 1994年に第一刷が発行されている『レポートの組み立て方』。改めて読み直してみたが、学術的なレポートを書く上で基本となることが学べる。とてもわかり易い一冊。いつかまた学生になる可能性もゼロでは無いので、またいつか読み直すであろう一冊でもある。

  • 本著は、同著者が執筆した『理科系の作文技術』の姉妹篇という位置づけになっている。『理科系』は理科系の学生や社会人に向けた言語技術(作文技術)の解説書で、『レポート』は文科系のそれである。

    『レポート』は『理科系』からの引用が多数見受けられる。扱っているコンテンツはほとんど同じと言っていい。両書の目次を見比べると、「事実と意見」や「パラグラフ」など、同じような項目が並んでいるのが分かる。

    ただし、『理科系』の最終章「学会講演の要領」などは本著に登場しない。文科系の学生や社会人にとって不要なものを省き、『理科系』を再編したもの、というのが本著に対する印象である。

  • 私はこの本で多くのことを学んだ。理科系でなくても社会人なら役立ちます。

  • 教科書

  • アメリカでは意味を汲み取る練習を小学生からやっている。読書感想文を書かせる馬鹿な国語教育とは一線を画している。そういう人たちに、文章の頭から読んで理解させるにはどのように書けばいいか。資料の探りかた、使い方、事実と意見の違いと、社会人にもためになる。こういう国語の授業だったらよかったの兄。

  • レポートを書くことはよくあるのに、そのための準備の仕方や書き方についての本はほとんどない。
    というわけで、この本は入手することにした。

  • 一気に読んだ。さすが名著と言われてるだけある。非常に参考になった。これからこの本を引きつつレポートを書こうと思う。

  • 購入日:20100713

  • 現在知人に貸出中(T_T)
    学生の時に読んだ本。これでレポートの書き方を学んだ。起承転結ではなく、ビジネスでも活用できる結論を先に述べることが奨励されている。
    またコンパクトに纏められているが、事例等も書いてあり、初心者でもわかりやすい。

著者プロフィール

一九一七年(大正六)、東京に生まれる。四一年、東京大学理学部物理学科卒業。名古屋大学助教授、学習院大学教授をへて、八一年から同学長。学習院大学名誉教授。専攻、物理学。応用物理学会会長、国際光学委員会副会長、言語技術研究会座長などを歴任。著書に『物理の散歩道』(ロゲルギスト名による共著、岩波書店)、『新物理の散歩道』(同共著、中央公論社)、『理科系の作文技術』(中公新書)、『物質の世界』(培風館)、『物理・山・ことば』(新樹社)、『レポートの組み立て方』(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『まんがでわかる 理科系の作文技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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