芭蕉全句 上 (ちくま学芸文庫 カ 11-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (539ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480084316

作品紹介・あらすじ

今にいたるまで、芭蕉がわれわれの心を抗いがたい力で惹きつけてやまないのはなぜか。「芭蕉の作品は…ぎりぎりのところに、常に深い静かさを湛えている。…そこから流れ出すものの始まりの静かさ…過去のすぐれた人々の心の歴史が、その中に流れそそぎ、そこで大きく湛えられ、そして、それがまた次に生れてくる人々の心の歴史に流れこんでゆく」。芭蕉はなぜ、そのような句を発想するにいたったのか。その、発想を促したものを探求し、全句を評釈した、俳人加藤楸邨のライフワーク、芭蕉研究の名著。上巻は、最初期から貞享四年までを収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初期から全句評釈をつけて、変遷を追っていく。一流俳人の楸邨による解説があり、よい。

  • ほっこりした。

全2件中 1 - 2件を表示

加藤楸邨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×