問題をどう解くか: 問題解決の理論 (ちくま学芸文庫 ウ 22-1 Math&Science)

  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480096241

感想・レビュー・書評

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  • 天秤の問題はクリティカルだった。抽象的で、なかなか読むのが難しいが少しわかる。問題を一度置くことは確かに大事
    幾何学の問題も、矛盾を用いれば自動的に解が決定することもある。大事
    あとがきにもあるが、著者自身が心理学や哲学を得意としていたことから、かなり読みづらい部分はあったが勉強になる部分も多かった

  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=188684

  • 原題:How to Solve Problems: Elements of a Theory of Problems and Problem Solving (1974)
    著者:Wayne A. Wickelgren(1938-2005) 認知心理学
    訳者:矢野健太郎(1912-1993)  数学

    【メモ】
    ・著者のサイト。論文(スキャンしPDF化したもの)が読める。
    http://www.columbia.edu/~nvg1/Wickelgren/

    【書誌情報+内容紹介】
    問題の意味すらわからない、という人のために。
    初等数学やパズルの具体的な問題を解きながら、解決に役立つ基礎概念を紹介。方法論を体系的に学ぶことのできる貴重な入門書。

    シリーズ:ちくま学芸文庫
    定価:本体1,400円+税
    Cコード:0141
    整理番号:ウ-25-1
    刊行日: 2014/08/06
    判型:文庫判
    ページ数:352
    ISBN:978-4-480-09624-1
    JANコード:9784480096241

     ポリアの『いかにして問題をとくか』の影響を受けつつ、それよりも体系的に問題解決の理論を解説。著者は実際に本書の方法をマサチューセッツ工科大学の学生に実践させ、問題解決能力を大いに向上させたという。書きぶりは懇切丁寧で、初等的な数学の問題やパズルを解きながら、著者が小出しにするヒントをもとに、読者がみずから考えることのできるよう書かれている。数学力・論理的思考力を鍛えるための必読書!
    http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480096241/

    【目次】
    まえがき(1973年10月 ウェイン・A. ウィケルグレン) [003-007]
    目次 [009]
    献辞 [012]

    1. 諸言 013
    本書の範囲 014
    一般的方法と特殊な方法 017
    人工頭脳との関係 020
    方法を問題にあてはめること 021

    2. 問題の理論 023
    4つの見本の問題 023
      インスタント・インサニティー/詰将棋の問題/力学からの“見出せ”と言う問題/現代数学からの証明問題
    問題とは何か 027
      所与/操作/ゴール/所与,操作,そしてゴールの内含的(暗黙裡の)指示/所与,操作,そしてゴールの不完全な指示
    問題の状態とは何か 037
    解とは何か 038
    状態‐行動樹形 041

    3. 推理 046
    所与 053
      数値的性質/トポロジー的な性質/操作
    ゴール 072

    4. 行動系列の分類 089
    ランダム試行錯誤 089
    組織的試行錯誤 089
    分類的な試行錯誤 091
    マクロ行動 110
    ループから抜け出す 118
    あたため 122

    5. 状態評価と山登り法 126
    理論 126
    応用 131
    山登り法の難点 151
      局所的最大/最後にしめくくること/回り道と循環/推理対行動の問題

    6. サブゴール 163
    理論 163
    応用 172

    7. 矛盾の方法 196
    間接証明 199
    多重の選択――小さい研究範囲 207
    分類的矛盾――広い研究範囲 227
    無限の研究範囲における反復矛盾 241

    8. 逆に考える 247
    理論 247
    応用 254
      行動の問題/推理の問題

    9. 問題の間の関係 275
    同値な問題 276
    似ている問題 277
    同値な困難 278
      より簡単な問題
    より複雑な問題 299
    特別な場合 302
    拡張 325

    参考文献 [332]
    訳者あとがき(1980年4月 矢野健太郎) [333-335]
    文庫版解説(芳沢 光雄) [336-343]

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