ちくま日本文学全集 38 大佛次郎

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102386

感想・レビュー・書評

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  • ちくま日本文学全集038 大佛次郎。

    鞍馬天狗の作者ですか、そうですか。
    でも、鞍馬天狗だって。いまさらなあ。
    古くさいチャンバラ物なんて読みたくないなんて思っていたら、これが断然面白い。
    冒頭から引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。

    続く「幻燈」も本格的な物語。
    面白い。

    大佛次郎は文豪の風格がありました。

    大量の作品を残しているようです。
    新しい鉱脈を発見した気分です。

  • 『鞍馬天狗』をはじめ、平易で易しく楽しめる著者の人柄が感じられる1冊。

  • 2014/1/13購入

  • メチャクチャ、エンターテイメントです。
    この人が入っているんなら、なんで、吉川 英治は入っていないんだとか、思ってしまいます。まあ、純文学、大衆小説という分け方自体が、けっこう曖昧なものなのだと思いますが。

    そんなこと考えずに、なんでも面白いものを入れちゃえばいいのに、と、わたしなんかは、乱暴に、そう思ってしまいます。

    特に、「鞍馬天狗」のラストのオチが、かっこよすぎ。

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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