ペンタメローネ (下) 五日物語 (ちくま文庫)

著者 : ジャンバティスタ・バジーレ 杉山洋子 三宅忠明

• 筑摩書房 (2005年9月7日発売)

作品紹介・あらすじ

ナポリ方言で書かれたこのヨーロッパ最古の昔話集は、イタリアならではのおおらかであけっぴろげなエロチシズムと、荒々しく皮肉たっぷりの残酷さで満ち満ちている。バジーレ独特の凝った表現には、はでやかで不可思議なバロックの雰囲気が漂う。子どもたちのためのグリム童話より180年も昔、大人の娯楽だったおとぎ話はこんな姿をしていたのである。全2冊。

感想・レビュー・書評

[だいさんの感想 · 2015年7月17日]

眠れる森の美女以前のねむり姫
トゲをさして眠りにつくが眠ったまま出産する
王妃の嫉妬により食べられそうになるが助けられ王と結婚する

[鷹高みずえさんの感想 · 2013年3月8日]

ぺローやグリムよりも、一つ一つの話は、主題にそってすっきりと読みやすい。

けど、似たような話も多くて、飽きてくるなぁ…。

[sleepykittyさんの感想 · 2011年6月19日]

最後はハッピーエンド(？)で。
悪人に対する処遇はえげつないなあ。