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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480422859
感想・レビュー・書評
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マルレーネデートリヒが来日したときに大賀さんのドイツ語のスピーチにはそっぽも向かずにI can not understand と言ったが羽仁五郎のスピーチにはなんとドイツ語で応えた。
彼は誰よりエレガントにそして夕刊にファシズムと戦ったあなたにと僕は言ったんだ。すると彼女はいいえ、今でも戦っています、と応えた。
それが100万ドルのアキレス腱だよ、断固として左翼なのさ、大賀君は資本化だから分かっても知らん顔をしたのだ。
学問無宿やくざの愉しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に高橋鉄に関する記述が良い。
華族の娘と情死しようとしたが果たせず、別れさせられる高橋鉄の若きころの自伝を引用している部分が良かった。 -
ここで触れているキネマ旬報の連載「日本映画縦断」がどう潰されたのか、裁判の様子が確か「噂の真相」に出ていた覚えがある。更迭された当時の白井佳夫編集長の後釜に座り、今では角川映画の社長(もっと上か?)にまで「出世」した黒井和男がどう立ち回ったのか、知りたいところ。
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