小沢昭一がめぐる寄席の世界 (ちくま文庫 お 36-8)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480424761

感想・レビュー・書評

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  • 笑芸は人生、人質のひだとなる

  • おもしろかった。さすが小沢昭一、選んだのも抜群に、なるほどね、と納得させる。話に出てくる言葉がどこかなつかしい感じがする。おばあちゃんの昔話を聞いているみたいな感じ。粋で、ほろっと、又もや。
    談志さんとの話も良し、米朝さんとの話も良し、鶴瓶さんとの話も良し…。

  • 芸人、席亭、評論家など寄席関係者と小沢氏の対談集。
    桂小金治さんによる「小さん師匠宅での思い出」、あした順子さんの「いまは目で追いかける漫才になっている」という言葉、鶴瓶さんの「子別れにまつわるエピソード」など、印象に残る話が結構あった。

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著者プロフィール

1929年、東京に生まれる。俳優。新劇・映画・テレビ・ラジオで幅広く活躍。民衆芸能研究にも力を注ぎ、それぞれの分野で数々の賞を受賞。著書に『ものがたり 芸能と社会』『放浪芸雑録』(以上、白水社)『小沢昭一──百景』(全6巻、晶文社)『俳句で綴る変哲半生記』(岩波書店)など、CDに『夢は今もめぐりて──小沢昭一がうたう童謡』(ビクター)『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』(コロムビア)など、著作多数。2012年、逝去。

「2013年 『芸能入門・考 芸に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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