ちくま日本文学015 柳田國男 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425157

感想・レビュー・書評

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  • 民俗学や妖怪など不思議な話が一杯。
    今まで世界の色んな不思議な話を読んだりしていたが日本の不思議な話は実はあまり読んだことがなかった。一番印象に残ったのは仙人の話。
    外国でいうサンジェルマン伯爵みたいな話が日本にもあったのが驚。

  • 「浜の月夜」
    「清光館哀史」★★
    「遠野物語」youtube
    「山の人生」youtube
    「草の名と子供」★★
    「木綿以前の事」kindle
    「酒の飲みようの変遷」kindle(木綿以前の事)
    「涕泣史談」
    「ウソと子供」
    「笑の本願」
    「不幸なる芸術」
    「故郷七十年(抄)」

  • 地域の伝承、民話等 俯瞰図の様に捉えているのが面白い。

  • 遠野物語をようやく。

    以前、北森鴻にはまり、民俗学にそそられ、そしていま、とある連載小説でこの遠野物語のきっかけの部分が描かれていて、この時期にこの本がめぐってきたのは何かあるのかなぁと、ふと。

  • 2016年3月新着

  • 冒頭近くに置かれている、「浜の月夜」と「清光館哀史」の二つで一気に引き込まれた。この二つが冒頭に置かれていることが、何とも言えない。

    初めて柳田国男を読んだのがワイド版岩波の『遠野物語・山の人生』だったので、続く二作品は既読のもののはずであったが、ここに至るまでに様々の論評に触れてきたせいか、初めて読んだときとは随分印象が違ったものになっていた。なるほど言われてみれば「遠野物語」には兎角山人の話が多いような気がした。

  • 民俗学

  • 人間と牛の結婚……だと……。

  • ずっと読みたかった! 怪奇現象に関する分析だけでなく、他にも色々と論じており、それも面白い。民俗学関連の本では絶対に遠野物語が引き合いにでるわけだから、その関連をやるうえでは必要。

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著者プロフィール

柳田 國男:(1875~1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。


「2024年 『柳田國男全集 別巻2 補遺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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