民営化という虚妄 増補 (ちくま文庫 ひ 18-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.50
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425386

作品紹介・あらすじ

05年の「郵政民営化」を焦点とした、熱病に浮かされたような衆議院議員選挙から3年が経ち、ようやく小泉改革の真相が明らかになりつつある。それはアメリカをビジネス・モデルとして、「官から民へ」の掛け声のもとに日本中が右往左往した5年間だった。原著刊行から「大恐慌前夜」までの3年間を検証した書き下ろし100枚を加え、「民営化」という「観念の罠」の真相を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なるほどね。金融業界にいるからかはたまた
    もともとそうなのかおもうけど正しい政策って
    ないとおもう。要するに

    1)入るを図って出るのを制す
    2)公務員の方々の給料は日本の民間企業に連動させる。
    3)人口における公務員比率とキャップ製を引く

    ここに人情の塩梅を振り掛ければいいだけな気がする。
    あと処罰の厳格化も。

    公務員は基本意識が高い人が就職してるはずなので。

  • ニュージーランドの改革は明らかにイギリスのサッチャー改革の影響を受けていた。
    民営化は功罪あるだろうが、私は賛成。電電公社だってNTTになって世界最先端情報通信企業になっただろうし。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1953年山形県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。ビジネス誌や論壇誌の編集者として活動、「ザ・ビッグマン」編集長、「発言者」編集長、「表現者」編集委員を歴任後、1997年よりフリーのジャーナリストとして活躍中。
『エコノミストは信用できるか』『エコノミストを格付けする』『予言者 梅棹忠夫』(以上、文春新書)、『日本経済新聞は信用できるか』(PHP研究所)、『経済学者の栄光と敗北』『不毛な憲法論議』(以上、朝日新書)など著書多数。

「2017年 『山本七平の思想 日本教と天皇制の70年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東谷暁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×