隔離の島 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
4.00
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480436818

作品紹介・あらすじ

フランス発モーリシャス行きの船で天然痘が発生、一行は目的地に近い島で40日間隔離される。薬品も食糧も不足し、死が忍びよる極限状態を描く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 感染症による極限状況描く ル・クレジオ「隔離の島」文庫化 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
    https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200626/ecc2006261537006-n1.htm

    筑摩書房 隔離の島 / ル・クレジオ 著, 中地 義和 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480436818/

  • 今の情勢に通じるところがあるのでは、と安易な気持ちで手に取りましたが、実に壮大なクレオール&ラブストーリーでした。ザ・文学で高尚な文体、卒論思い出してしまいました。読めてよかったです。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

(Jean-Marie Gustave Le Clézio)
1940年、南仏ニース生まれ。1963年のデビュー作『調書』でルノドー賞を受賞し、一躍時代の寵児となる。その後も話題作を次々と発表するかたわら、インディオの文化・神話研究など、文明の周縁に対する興味を深めていく。主な小説に、『大洪水』(1966)、『海を見たことがなかった少年』(1978)、『砂漠』(1980)、『黄金探索者』(1985)、『隔離の島』(1995)、『嵐』(2014)、『アルマ』(2017)など、評論・エッセイに、『物質的恍惚』(1967)、『地上の見知らぬ少年』(1978)、『ロドリゲス島への旅』(1986)、『ル・クレジオ、映画を語る』(2007)などがある。2008年、ノーベル文学賞受賞。

「2024年 『ブルターニュの歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ル・クレジオの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×