洲崎パラダイス (ちくま文庫 し-57-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480438881

作品紹介・あらすじ

「橋を渡ったら、お終いよ。あそこは女の人生の一番おしまいなんだから」。華やいだ淫蕩の街で生きる女たちを描いた短篇集。解説 水溜真由美

感想・レビュー・書評

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  • 速水健朗の文化的東京案内。【深川篇③『洲崎パラダイス 赤信号』】|Pen Online(2019.07.17)
    https://www.pen-online.jp/article/000975.html

    浅生ハルミンの銀幕のkimonoスタア16 『洲崎パラダイス赤信号』の新珠三千代 | 雑誌『七緒(nanaoh)~着物からはじまる暮らし~』の公式サイト(プレジデント社)
    https://www.president.co.jp/nanaoh/article/column/1086/2355/

    洲崎パラダイス - Webcat Plus
    http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/2450871.html

    洲崎パラダイス 芝木 好子(著/文) - 筑摩書房 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480438881

  • 戦後の混沌とした時代に、今の江東区にあった所謂赤線地帯「洲崎パラダイス」を舞台に、人生に希望を見出せない男女の鬱屈した日常を描いた短編集。
    特に橋を渡ったらおしまいと言われる、その橋の向こうに希望を見出している若い女の子の話がなんとも言えず切ない。

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著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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