新版 自然界における左と右 上 (ちくま学芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480510167

作品紹介・あらすじ

「左と右」は自然界において区別できるか? 上巻では、鏡の像の左右逆転から話をはじめ、動物や人体における非対称、分子の構造等について論じる。

感想・レビュー・書評

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  • 同じものを鏡に写したときみ「すてられない」ようになっている。

  • 群表現に鏡映という操作がある。
    鏡に映る像は鏡の平行軸をπ回転させることにより得られる像であり、電磁気学では鏡像法でお馴染みの手法であるが、ガードナーは、さらに一歩踏み込み、宇宙人と左右の認識はできるか、という思考実験を進めて、この著書の大きな流れをつくっている。

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著者プロフィール

1914年アメリカ・オクラホマ生まれ。批評家、数学者、サイエンス・ライター。ルイス・キャロルその人と作品に関する世界有数の専門家。これまで100冊以上の著書を持ち、『サイエンティフィック・アメリカン』誌上では1956~1981年まで25年に渡って人気コラム「数学ゲーム」を連載した。『ゲーテル、エッシャ、バッハ』のダグラス・ホフスタッターからも「20世紀アメリカの生んだ偉大な知性」と評されている。邦訳書に『マーチン・ガードナーの数学ゲーム』(全3巻、日経サイエンス)、『ルイス・キャロル――遊びの宇宙』(白揚社)、『奇妙な論理』(全2巻、ハヤカワ文庫)など多数。

「2019年 『詳注アリス 完全決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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