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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480511881
作品紹介・あらすじ
われわれの死後も人類が存続するであろうこと、それは想像以上に人の生を支えている。二つのシナリオをもとに倫理の根源に迫った講義。本邦初訳。
感想・レビュー・書評
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人類の生存は、時にはその順序が直観から逆転するほど、個人の実存に必要である。
子供とは何か、実子はやはり親のエゴのためでしかないと思うし、それで存続してきたのが生物であり人類ならこの帰納法は恥じるものではない気もしている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の人生に感じる価値は子孫が暗黙の前提になっているというのは、たしかに非常に面白い切り口だと思った。
私は、人間は物語に生きていると思うが、物語が続くことを前提にしているというのはなるほどと感じた。
また、環境や戦争などの終末的な可能性に対抗し、「みんな(社会、世界)」が、「みんな」を守るための連帯を探るための可能性かもしれないとおもった。 -
アメリカ哲学ってこんな感じですよね。思考実験と論理学。問題設定は確かにオリジナルな気がしますが。
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