- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480803580
感想・レビュー・書評
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最初は短編小説として読むものの、奇妙に思うのは、終わりに書かれたコメントらしき一言。やがて少しずつそのコメントの意味が分かると同時に、思いがけない物語が目の前に広がる。一つの物語で二度楽しめる、そんな一冊。
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(2023/12/31 2h)
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これほど感想に困る小説は無いし、なぜ好きなのかも分からない…けどただこれが好き。
友人に家賃のかわりに支払われた小説である作中作とその余白部分での中年女性二人のやり取りの交互の連なりが不思議な絆を描き出す…とにかく奇妙な小説。
構成や作中の作品の一つ一つ全てがこじらせた二人の関係を丁寧に炙り出している。
愛情とか友情とか二人の関係に別に名前なんかつけなくていいし、カテゴライズしなくてもいい。
本当に好きな一冊だから文春文庫版で入手しやすくなって嬉しい♪ -
物語の構成としては面白かったです。
でも、一つ一つの話がもう一つ。 -
どうしてこの人の本を読もうと思ったのか。非常につまんなかった。久々のはずれ。
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どうしてか、あんまり好きではないお話。
さいごのさいごまで、どういう意味があるのかつかめなかったからかも。 -
何気なく手にとって、読み終わってからビックリしたという。腐女子の30年後?っていうにはあまりに感性を揺さ振られすぎた。地元図書館(05/04/20)
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2022.03.24 図書館
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帯表
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報酬は月20枚の短編小説。応相談。
松浦理英子、7年ぶりの新作小説!
帯背
奇妙な闘い
初出
『ちくま』一九九九年二月号から二〇〇〇年七月号に連載。