という、はなし

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 747
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480803955

感想・レビュー・書評

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  • 一つ一つの話に、動物が本を読んでいる挿絵がついている。挿絵→お話とのこと。
    絵がすてきで、文章もすてき。

  • テーマ、読書
    イラストに吉田篤弘が挿話をつけた短編集。

    短編、というか超短編。吉田篤弘の文章が好きならおすすめ。

  • タイトルに惹かれて借りました。

  • フジモトマサルさんのイラストに文章を添えていたのは吉田篤弘さんだったのか!と、この本で知り嬉しくなった。

    あぁ、そういえば『飛ぶ教室』も『ヴェニスの商人』も読んでない。
    私の少女期がいつ終わったのかたしかにわからない。

    …でもまぁいいや。本でも読もう。
    ちょうどいい塩梅のショーとメッセージが癖になりそうな一冊。

  • 大人版絵本。

  • 読書をテーマにフジモトマサルさんの描いた動物のイラストに挿絵ならぬ挿文を書いた短編集というのかエッセイ集というのか。

    手元に置いて寝る前や、課題煮詰まってるときにちょこちょこ読み返したい

  • 気兼ねなくスラスラ読めるエッセイ本。(多分エッセイ…。)
    挿し絵の動物が文章に巧くマッチしていて、フッと笑ってしまう。
    また読書に対する疑念や想いなどを文章に表している印象を受けました。

    お気に入りの章は、「地上の教え」と「眠くない」
    準備万端をして本を読むと確かに眠くなる。
    神様は不公平だ。
    そして黒猫や黒犬は愛でるのに、何故カラスは邪険に扱うのだろうか。
    共感しながら思わず笑ってしまう本でした。

  • ひとつひとつがとっても短いのであっという間に読める。
    文章と絵の雰囲気が合ってていい。
    表紙がかわいい。

  • 「本」を読むことの楽しみ
    そして
    いつもの 吉田さんの
    しゃれた比喩

    さわやかな
    読書の時を
    持ちたい人に
    おすすめの一冊

  • 私はフジモトマサルさんのファンだ。その上お調子者の私は面白かったからとフジモトさんが関わった本を読み終わると人にあげてしまう癖がある。という訳でこの「という、はなし」も久しぶりに入手した。
    この本にある絵の通り、フジモトさんは本が好きだ。本人に聞いたから本当だ。それがよくわかる本。後はじっくりと味わいましょう。フジモトさんの絵と吉田篤弘さんの文章のズレが味になっている。そんな本。

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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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