- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480804655
感想・レビュー・書評
-
独特の世界観。
1年の大半が寒い星での
出会いや愛。
家の言葉を読む「イエヨミ」
不思議な生き物。
ひとつひとつ短い話だけれど
すっと世界に入り込んでしまう、不思議な1冊詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ことばがやさしくて、大好きな作品。
-
表紙イラストと内容の空気感が完全に一致。
初めての作者さんだったが、他の作品も読んでみたいと思った。 -
とても寒い星で *** / 徐華のわかれ *** / シールの素晴らしいアイデア *** / 銀河ボタン ***
-
「家読み」の仕事をしているシガは、ある日、行くところがないというナガノに出会う。
さみしいふたりの、ささやかであたたかな物語。(とても寒い星で)
ほか3篇収録の短編連作。
うつくしい本だと思った。お話も、キャラクターも、文章も、すべてが好み。
ところどころに入る挿絵も、この本にしっくりきている。
シガとナガノの関係性がいちばん好き。きれい。
<収録作品>
とても寒い星で/徐華のわかれ/シールの素晴らしいアイデア/銀河ボタン -
幻想文学なのかSFなのか、ジャンル分けにちょっと困る。
色々な星をめぐる物語。 -
ふしぎな世界観。雪舟えまの作品はこういった感じのものが多い。『タラチネドリームマイン』よりだいぶ読みやすかった。
-
クローンのナガノがそう造られたからなのはわかるけど、いじらしさに切なくなる。
家の声を聞く。そんな牧歌的とすら思えるような家読みという職業と、一方でクローンが存在して他星間を行き来できるようなテクノロジーのある世界観。
「とても寒い星で」ナガノとシガ
「徐華のわかれ」リョクとキン
「シールの素晴らしいアイデア」サバとシール
「銀河ボタン」ナガノとシガ
装丁に釣られて読んでもみたのだけど、とても良かった。 -
異世界ファンタジー。各地を巡りながら家の声を聞いて家主に伝える「家読み」を生業とする主人公。不思議な季節、食べ物、慣習など世界観が良い。何となく蟲師を思い出した。