罪と監獄のロンドン

著者 : スティーブ・ジョーンズ 友成純一

• 筑摩書房 (1997年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

晒し台、死刑、鞭打ち、黒いマリア、顔覆い、焼き印…。監獄都市・ロンドンへ、時間旅行。

感想・レビュー・書評

[nolan4さんの感想 · 2023年6月12日]

著者のロンドン三部作？の一。ヴィクトリア朝ロンドンの下層民が引き起こす犯罪と、彼らが収監された刑務所の内情について記された内容。これがわずか200年程度前のロンドンなのかと思うと、それはあちらの社会では男女同権運動などが盛んになるはずだという感慨が生まれる。全体的には胸糞悪い話が多いので、多少グロいゴシップ好きなら。