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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480876218
感想・レビュー・書評
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エッセイを読んでいるうちに
まざまざと一枚の写真が立ち上がってくる
きっと、暗室で現像液から引き出して現れてくる
渾身の一枚というのは、そんな感じなのだろう。
同じように
時折挿入されている「一枚の写真」も
じっと眺めていると
まざまざとその写真の背景にある物語が
立ち現われてくる
そして
本棚の「PERSONA」に手が伸びるのです
そして
人間は哀しくて、愛しくて、
まんざら捨てたものでは無いな
と 思うのです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カメラは誰にでも写せる便利な道具だが、「仕事」にしてしまい、撮ったものに自分なりの彩りを加えたいなどと余計なことを考えるとはなはだ厄介な代物にかわる。自分が納得いく作品集にするまでは長い時間がかかってしまう。デジタルカメラはなんと便利でオールマイティーなのだと感心した。だが、わたしのような不精者には、撮ることにある不便さや面倒くささがないと「写真」を大事にしなくなるかもしれない。撮ることと撮りたい「希望」との距離が近いような気がするからだ。利便は情熱をためられない。
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