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- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480885081
作品紹介・あらすじ
昭和の時代を、とてつもなく自由に生きた大放浪画家。その生涯と作品を解き明かす、渾身の書き下し評伝七百枚。
感想・レビュー・書評
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この間山下清の放浪記を読み、もうすこしきちんと山下清のことが知りたいなあとかりて読んでみました。なんとまあ大変な人だったんだなあ、と思いました。
読んでいて思ったのはもしかしたら山下清と言う人は自閉症だったのかなあ友思いました。この間特殊な自閉症の方の本を読み、似ている点が多少あったのでふと思っただけなのですが。
それにしてもやはり彼を見出し、生きているうちに脚光を浴びさせた式場先生と言う方はたいしたものだと思います。西洋美術館が今あるのも式場氏や美術館設立連盟のおかげなのだと初めて知りました。今度きちんとこの方のことも調べてみよう。
カリスマには凄腕プロデューサーが居て初めて成功するのだな、ということも良くわかりました。多分家族にしてみれば定職にもつかずふらふらしていて面倒ばかり起こす長男坊の存在はなかなか厄介者だったのではないかと推測するのです。それが天才画家ということで絵が売れ、家族も本人も幸せに暮らすことが出来たというのはなんともすばらしい話だなあと思うのです。
余談ですが作者の独り言のようなセリフ回しが最初は面白かったのですが段々多すぎないか、と気になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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