- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484122175
作品紹介・あらすじ
島の魅力は"海"と"食"だけじゃない!本土とはまったく異なる歴史と自然が生み出した、独自の文化と暮らし。そこには「見たことのない日本」の姿がある-南西諸島+小笠原の島々を大小・有人無人を問わず完全網羅した、史上最強の南の島図鑑。
感想・レビュー・書評
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旅
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2012-7-7
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日本の南の島114島が取り上げられています。自分自身結構あちこちの島には行っている方で、普通の人に比べればそれなりに多くの島を知っているつもりでいましたが、まったく初めて名前を聞くような島がまだまだたくさんあるということがわかりました。普通の旅行ガイドブックでは名前さえ全く出てこないような島でも数ページに渡って数枚の写真と文章が綴られていて、読んでいるだけで行ってみたい気にさせられます。さらに地形図や、人口、面積、周囲距離、最高標高、アクセス、問い合わせ先等のデータも載っています。
以上であれば★5つレベルなのですが、、、、紙の質が最悪。2200円もするのにわら半紙みたいなざらざらの紙質で、せっかくのきれいな写真も台無し。これだけたくさんきれいな写真が載っているのにこの紙質って、いったい出版社はどういう神経しているのでしょう。ということで、内容的★5つなのですが、紙の質が悪いので★4つにします。 -
トカラ列島の中央に浮かぶ悪石島には50人余りの島民が暮らしています。この島には古くからボゼという仮面をつけた神様が伝承されており、旧盆行事の最終日、島の若者が扮したボゼは身体をビロウの葉とシュロの皮で覆い、島の古老の呼び出しと太鼓の音に導かれ、島民が盆踊りに集まっている公民館の前の広場を訪れます。ボゼは海の向こうからやってくる来訪神であるとされ、盆時期には先祖の霊とともに悪霊も現世にやって来るので、その悪霊を追い払うものとする説もあるそうです。
日本にある114の有人島の魅力を、海の青さと新鮮な料理ばかりでなく伝える本です。