- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487806263
感想・レビュー・書評
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とても面白いと思いました。色々な思い込みにも気がつくことができました。テレビ番組などで、田舎と称される所住む人たちが、元気で若々しく見えた理由が一つわかった気がしました。
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「フルサトをつくる」の前提となる、ビジネスではないナリワイの作り方をまとめた本。こちらの方が、より社会に対する向き合い方さらには政治まで論じていて、考えさせられる内容です。
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前原さんブログで紹介していて購入。
「自分でやってみる」という思考を持つこと。「これはできない」という思考を外すこと。どんなに小さくてもいいから自分でビジネスを興したいと思っている今の自分にはぴったりだった。
これからの時代、もう大手の会社でも安心できない。そんな時代の流れもくんでいて、自らの生き方を考えさせられる。 -
こういう本が流行っている最近やけども、そのなかでもこのひとは生きていく力っていう意味で、一味ちがうような、そんな印象でした。途中からは、世界観がわからなくなって、文章の中身まで追いかけることができへんかった。それでも、自分とどこかちかいような感じがあるので、また読みたい。
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ナリワイ【生業】滋味ある単語だ。
大きなパラダイム転換の話。ニートの歩き方の方もコミュ二ティを作っていた事を思い出した。やはり人は一人では生きて行けないんだろう。幸せは自分で作るしかない。
私は個人的にヒャダインさんが大好きでphaさんも、この伊藤さんも【京大卒】なんだよね。凄いなー。自分の頭で考えるって大事だね。 -
自分にできる小さな仕事を作る「ナリワイ」というコンセプト。人生における真のリスクヘッジとはなんなのか?を、世間に蔓延る常識とは大きく異なった視点で提案する本。
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『小商いのはじめかた』と同じ著者で、こちらの方が古い。『小商いのはじめかた』はそういう働き方をしている人の紹介で、本書は著者の体験が基に書かれています。
全体的に現代っ子風な、草食系男子が書いた雰囲気が漂い、肉食系のバトルタイプな人が読むとかなり否定されそうな勢いですが、私はそうは感じながらも一理あると思って読んでいました。「戦わずして勝つ」という戦略がありますが、そもそも彼は戦うつもりがない(笑)。
著者の考え方で共感できるのは日々鍛錬という視点。言われたままの仕事しかしないのではなく、何もかも勉強と思って積極的に取り組めば、それは自分の骨となり肉となり、ある程度のことは動じることなく対処できる自信がつくという点は同感。
仕事を辞めることを決めた時に、これからは自分で全てを決めれるのだから、細かくても面白そうな仕事をいくつも持てば、面白そうだと考えたことがあったのですが、著者はすでにその考えで生計を立てている。同じように考える人っているもんだと驚きました。
戦略、右肩上がり成長、一般就職、体に鞭打ってもはたらく....こういった考え方に共感できない人は本書の考え方は一理あると思って読めばよいかと。個人的には前回紹介した『小商いのはじめかた』の方がおすすめです。 -
会社勤めがすべてじゃないし、それ以外の生き方でもアグレッシブにやらなくてもアリだよ。とかそんな感じの本。文中で述べられる世の中の「普通」への異論は常々引っかかってたものに近く、固定観念を崩すのに助かりました。
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20141025読了
著者、同年代。自分も周囲もこの社会をそこそこステレオタイプ的なルートで生きているので、まったく違うスタンスで生きている人の話はおもしろかった。こういうやりかたで生きていくこともできるんだと気付けた。●フルタイム労働を経験すると責任感にがんじがらめにされてこんなにきちきちに働いていたら「じぶんの生活」は大事にできないなーと痛感したし、国レベルでワークライフバランスを掲げたりもしているけれども、民族としての根っこが勤勉の方向へ走りやすいのか、「ゆるやかな経済」にはほど遠い気がする。勤勉な労働によって享受するものもそれなりにあるわけで(電車が時間通りに来るとか、郵便物がちゃんと届くとか、24時間オープンの店とか)、ここまで便利になってしまっているから、社会全体がおおらかな方向へ舵を切るにはかなり大幅な意識改革が必要だし、そのためには数十年単位の時間も必要なんじゃないかなー。●とりあえず、消費させようさせようとする売る側の手の内はよくよく見極めること、じぶん主体に手をかけられる範囲で生活を築くこと、かな。そこから何かしらナリワイの芽が育つかもしれない。 -
こういう生き方がしたい。