ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 239
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488020019

感想・レビュー・書評

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  • 風船での宇宙撮影を目指す少年の青春小説、的な。
    元々がライトノベル畑の作者さんなんですかね。なんとなくそんな感じだな、と思って読みました。平易な文章で読みやすく、舞台設定は若干ありがちで、読み応えにちょっと乏しい。陰キャと美少女という組み合わせでちょっと食傷な気分に。
    内容は・・まあほどほどでした。青春小説で「ほどほど」以外の作品に出会うほうがとにかく稀だと思ってはいるんですけども。
    主人公ハルくんの秘密についても序盤からなんというかあからさまな感があってかなりはっきりと気付けるようなレベルだし。。。

  • 宇宙がメインの話だと思ってたら違った
    けどおもしろかった!!
    小学生の語彙力じゃないって思うところがいくつもあった笑

  • みんな小学生とは思えない。

  • sg

  • 6年生のハルはNASAのエンジニアを目指し、今は風船ロケットをあげることに熱心。
    友達はいないけど、三好くんから好かれている。
    昨年、何かがあったらしい。そのため親ともうまくいってない。
    アメリカきら金髪の女の子が転校してくる。
    この子も友だちはいらないと言う。
    などなどの伏線があり、回収されていく。
    切ないけど、前向きな。
    これは児童書ではない?まぁ中学生には読めるから是非読んでほしいかな。

  • なぜハルが孤立を選んだのか、その頑固さに胸が痛くなる。むしろ親に肩入れしたくもなるが、ハルは小学生なのだ。行き違いは当たり前。担任教師はいまひとつ頼りにならないが、悪いわけでもなく、むしろ周りの大人はちゃんと「大人」であることが心地よい読後感につながる。こんなにうまくいかないよと皮肉るより、大人のあるべき姿だととらえたい。

  • タイトルと、表紙の写真に惹かれて。「小学六年生、風船で宇宙撮影に挑む」という帯から、少年が宇宙目指して頑張る話かと思って読み始めたけど、小学校でのイジメとか、友達関係とかの方がメインでがっかり。物語の進め方は好きではなかったけど、主人公やその友だちは応援したくなる子たちだった。

  • 小学生が風船ロケットを打ち上げる小説。

  • ナルホド。

    3人ともいい子。
    ガンバレ〜。

  • 必ずしもその仕掛けは必要なのか、と思わなくはないけど、宇宙とコミュニケーションと青春だ

著者プロフィール

八重野 統摩(やえの とうま)
1988年、北海道札幌市生まれの作家。立命館大学経営学部卒業後、書店員をしながら執筆。2011年第18回電撃小説大賞に作品投稿し、編集部の目にとまりデビューに繋がる。代表作に、『還りの会で言ってやる』など。

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