少女は黄昏に住む (マコトとコトノの事件簿)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 117
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027131

感想・レビュー・書評

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  • スイーツ好きの童顔刑事が、性悪引き籠り女子高生探偵に良いように弄り倒される連作ミステリ。イマドキのライトなキャラ設定と表紙イメージから受ける印象とは180度異なり、コトノの芝居掛かった喋り方とマコトの古風な語りがとにもかくにも読み難い。絶望的なまでに堅苦しい地の文が、読む側の意欲をことごとく削いでいきます。収録作は大きく分けて、トリック中心のハウダニットとロジック主体のフーダニットの2パターン。予期せぬ大雪によって偶発的に生まれた状況で起きた殺人事件を描く「吹雪のバスの夜に」は、犯人特定へのシチュエーションの活かし方が抜群に上手かったです。これでもう少しリーダビリティが改善されれば、言うことないのですが……。

  • 面白いような…コトノにイラッとくるような…引きこもり気味、だよね彼女。表紙かわいいです。

  • 童顔刑事が美少女に振り回されつつ事件解決してくのはおもしろかった

  • 探偵役も助手役も面倒くさい。性格もそうだが口調が厨二っぽくて読みづらかった。琴乃はオタク設定なのでまだ良いとしてもマコちゃんは…。また謎自体もそこまで驚くようなものでもなかった。マコちゃんの意地のはり方を見ているとスイーツを堂々と食べたくなった。

  • ディナーバカ売れ以降、こういった設定のミステリはどうも売れ線狙いとしか思えなくなってしまった。うう。
    でも好きは好きかな二人のキャラ。複雑な気持ち。

  • 面白かったですが、時々イラッとしました。

  • 流され流されるマコト
    なりたい自分となれる自分が乖離していると大変だね
    って微笑ましい思いです

  •  童顔刑事とオタク女子高生なミステリ短編集。その思い切りなキャラ設定を活かしたストーリー展開が意外に上手いという印象。さらに意外なことに、謎解き部分が結構本格的なのだ。
     キャラ会話の掛け合いもやり過ぎ感はあるものの普通に面白いしね。

  • 2013/04/04読了

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