ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14)

  • 東京創元社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488105143

感想・レビュー・書評

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  • 実はアガサ・クリスティの、ポワロシリーズを読むのは初めて。
    連続殺人の犯人も目的も全くわからず、犯人らしき人物が出て来ても、その目的がわからず、最後までハラハラしました。
    まさかあんな結末とは!

    殺人の描写がそんなに怖い物ではなかったので、面白くて一気に読んでしまいました。

  • 名探偵『ポアロ』の元へ、『ABC』と名乗る男から挑戦状が届く。そしてその予告通りに事件が・・・Aの町でAの人物、Bの町でBが殺され、現場には『ABC鉄道旅行案内書』が置かれていた。
    ポアロは友人である『へイスティングズ大尉』と共に、犯人を捕まえるべく調査へ乗り出す。

    ミステリーの女王『アガサ・クリスティ』の代表作の一つ。超有名作品なのでネタバレしても大丈夫かな。
    この手の事件はほぼ手がかりがないところから始まるので、初期段階は探偵側が分が悪い。どれだけ早く犯人に辿り着けるかの勝負。こちらは4件目で犯人逮捕となるわけだが、さらに一ひねり。連続殺人は一人の人物を殺したいがための隠れ蓑で、捕まった犯人も仕立て上げられた人物だったという訳。今の作品ならさらに色々付属のトリックが付くのだろうが、原典としてやはり読み継がれているということは、やはり素晴らしい作品なのでしょうね。

  • かの有名なクリスティ作品。


    名探偵ポワロシリーズだとは知らなかった(^^;


    最後の謎解きのポワロの演説は、

    今のミステリーにはない
    迫力がありますね( ´∀`)


    それにしても

    木を隠すなら森の中

    殺人を隠すなら…


    最後の展開にはビックリです。

  • おもしろい!しかもこれが50年以上も前に書かれた作品だなんて・・・信じられません。「挿話」のタイミングや最後の「結論」まで、絶妙な構成です☆名探偵ポアロ、ファンになりました。

  • 名探偵ポワロのお話。推理小説は面白い。

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著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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