フレンチ警部の多忙な休暇 (創元推理文庫 106-22)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488106225

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  • フレンチ警部シリーズ。偽名を使って乗り込んだ賭博船で、殺人事件が起こる。殺されたのは敵の多い高齢の船主。失敗しながらも、いつものように粘り強い捜査を展開する。派手さは無いが、落ち着いた振る舞いのフレンチ警部に、読者も安心して読み進められるだろう。

  • フレンチ警部シリーズ

    旅行会社から船舶運営の旅行業へ転身したモリソン。共同で仕事をする弁護士ブリストウ。出資者のストット老。賭博船としての旅行を開始したエレニーク号。賭博船の捜査の為に偽名で乗り込んだフレンチ夫妻。殺害されたストット。ストットの義理の息子のボタンとモリソンの残した足跡。証拠の写真に隠された秘密。

     2010年2月18日購入

     2010年6月12日読了

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著者プロフィール

フリーマン・ウィルス・クロフツ(Freeman Wills Crofts)
1879年6月1日 - 1957年4月11日
アイルランド生まれ、イギリスの推理作家。アルスター地方で育ち鉄道技師となったが、40歳で病を患い入院。療養しながら記した『樽』を出版社に送ったところ採用、1920年刊行。名声を博し、推理作家デビューとなる。50歳まで本業の技師を続けながら兼業作家を続けていたが、体調悪化で退職して作家専業に。その後、英国芸術学士院の会員にまで上り詰める。
本格推理作家として、S・S・ヴァン・ダイン、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、ディクスン・カーと並んで極めて高い評価を受けている一人。代表作に前述の『樽』『ポンスン事件』、フレンチ警部シリーズ『フレンチ警部最大の事件』『スターヴェルの悲劇』『マギル卿最後の旅』『クロイドン発12時30分』 など。

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