F.W.クロフツのおすすめランキング

プロフィール

フリーマン・ウィルス・クロフツ(Freeman Wills Crofts)
1879年6月1日 - 1957年4月11日
アイルランド生まれ、イギリスの推理作家。アルスター地方で育ち鉄道技師となったが、40歳で病を患い入院。療養しながら記した『樽』を出版社に送ったところ採用、1920年刊行。名声を博し、推理作家デビューとなる。50歳まで本業の技師を続けながら兼業作家を続けていたが、体調悪化で退職して作家専業に。その後、英国芸術学士院の会員にまで上り詰める。
本格推理作家として、S・S・ヴァン・ダイン、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、ディクスン・カーと並んで極めて高い評価を受けている一人。代表作に前述の『樽』『ポンスン事件』、フレンチ警部シリーズ『フレンチ警部最大の事件』『スターヴェルの悲劇』『マギル卿最後の旅』『クロイドン発12時30分』 など。

F.W.クロフツのおすすめランキングのアイテム一覧

F.W.クロフツのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『樽 (創元推理文庫 106-1)』や『クロイドン発12時30分 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 11-5)』や『クロイドン発12時30分 (創元推理文庫 106-11)』などF.W.クロフツの全76作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

樽 (創元推理文庫 106-1)

249
3.54
F.W.クロフツ 1988年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

米澤穂信氏おすすめの本。米澤氏は親から勧められたというが、私もかなり昔から文庫本の後ろについているラインナップ紹介で題名だけは知っていた。 パリから... もっと読む

クロイドン発12時30分 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 11-5)

123
3.56
F.W.クロフツ 2006年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

The 12.00 from Croydon(1934年、英)。 フレンチ警部のシリーズだが、それよりも倒叙ミステリの名作として名高い(倒叙三大名作のひ... もっと読む

クロイドン発12時30分 (創元推理文庫 106-11)

111
3.45
F.W.クロフツ 1959年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

派手さは無いけど、じっくり読ませる感じ。 フレンチ警部は、コロンボの原型かな。 もっと読む

樽 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 11-4)

106
3.62
F.W.クロフツ 2005年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

The Cask(1920年、英)。 クロフツの処女作で、代表作のひとつ。リアリティ及びフェアプレイを重要視し、アリバイ崩しという型を定着させた作家。 ... もっと読む

スターヴェルの悲劇 (創元推理文庫)

84
3.74
F・W・クロフツ 1987年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 事件の真相解明に向けて着実に進んでいる、無事解決できたならば昇進もあるかもしれないと思うフレンチが正直でいい。  犯人を捕まえるために罠を仕掛けるフレン... もっと読む

クロフツ短編集 1 (創元推理文庫)

80
2.94
F・W・クロフツ 1965年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

独身時代に何回も読んだ作品の再読。 コロンボ方式で、最初に犯罪が行われており、それを解き明かすフレンチ警視…という短編集。いろんな動機でいろんな殺害方法が... もっと読む

フレンチ警部最大の事件 (創元推理文庫)

78
3.25
F・W・クロフツ 1975年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宝石店の支配人が殺され、宝石やダイヤが盗まれる。怪しい人物はどんどん現れるのだが、絞れずに肩透かしを喰らう。 それにしてもクロフツの描く刑事、穏やかで紳士... もっと読む

二つの密室 (創元推理文庫)

74
3.89

感想・レビュー

ある時、都筑先生の本で読んだ。 『本格ミステリ』の本格とは? いわゆる『本格』であればあるほど現実的では無くなる。 舞台を密室にすればするほど、「殺... もっと読む

マギル卿最後の旅 (創元推理文庫)

74
3.50

感想・レビュー

 1930年発表であるから、今(2021年)から90年以上前の作品。現代風の洗練された作風ではないが、フレンチ警部の一歩一歩事件の真相解明に向けて進んでい... もっと読む

クロフツ短編集 2 (創元推理文庫)

64
3.82

感想・レビュー

久しぶりのクロフツ作品。 やっぱり落ち着くんだよねぇ。 暴力も控えめで静かだけれども、面白いんです。 短編だと冗長さがカットされて なおよいのです... もっと読む

ポンスン事件 (創元推理文庫 106-2)

63
3.35
F.W.クロフツ 1989年12月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

安心して読めるクロフツらしい作品。古風な翻訳も面白い。 1921年 もっと読む

チョールフォント荘の恐怖 (創元推理文庫)

53
3.27

感想・レビュー

チョールフォント荘の「恐怖」かあ~ 私くらいになるとコロシ一件くらいで びくついたりしないよ。(本の中では) ある晩、チョールフォント荘で開かれ... もっと読む

フレンチ警部と紫色の鎌 (創元推理文庫 106-7)

45
3.64

感想・レビュー

「フレンチ警部と紫色の鎌」! フフフ、良い題名! 『フレンチ警部の執念の捜査が暴く、切符売り子連続怪死事件』 と裏表紙にある!うん、そうだね! ... もっと読む

フレンチ警部とチェインの謎 (創元推理文庫 106-5)

42
3.31
F.W.クロフツ 1971年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相手の正体と目的がわからず襲われる、チェイン氏の冒険はスリリング。が、フレンチ警部が出てからの方が、ぐっと面白くなる。彼の魅力は大きい。登場が遅かったのは... もっと読む

サウサンプトンの殺人 (創元推理文庫 106-28)

40
4.11
F.W.クロフツ 1984年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これもオモシロい構成で、前半は倒叙で後半の第二の事件は捜査側(フレンチ警部)から語られる。倒叙の視座にズラしがあるのが巧みなところ。 しかし第二の事件を... もっと読む

フレンチ警部の多忙な休暇 (創元推理文庫 106-22)

36
3.67
F.W.クロフツ 1977年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フレンチ警部シリーズ。偽名を使って乗り込んだ賭博船で、殺人事件が起こる。殺されたのは敵の多い高齢の船主。失敗しながらも、いつものように粘り強い捜査を展開す... もっと読む

フローテ公園の殺人 (創元推理文庫)

33
3.75

感想・レビュー

第1部の南アフリカから始まって、第2部のスコットランドを舞台に、列車や自動車に乗りながらあちこちに捜査の旅に赴くという設定は、事件を追う警部とともに旅行&... もっと読む

フレンチ警部と漂う死体 (論創海外ミステリ 4)

33
3.64
F.W.クロフツ 2004年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

Found Floating クロフツにしてはいまいちな印象。 クルーズ船内の事件ということであればクリスティの「ナイルに死す」の方が面白かった。 事... もっと読む

殺人者はへまをする (創元推理文庫 106-17)

30
3.60
F.W.クロフツ 1960年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集でもクロフツの面白さは変わりません。 むしろ倒叙が第一部のほうでたくさんみられるので アリバイ崩しを味わい人には間違いなくお勧め。 第2部... もっと読む
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