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- Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488106287
感想・レビュー・書評
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これもオモシロい構成で、前半は倒叙で後半の第二の事件は捜査側(フレンチ警部)から語られる。倒叙の視座にズラしがあるのが巧みなところ。
しかし第二の事件を起こす事によって、犯人が馬脚をあらわすってのは推理小説の宿痾みたいなものかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013/05/06読了
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この作品は倒叙もの。
なのであらかじめ犯人はわかっています。
そのため、物語が進んでいく上で
犯人たちがあせっていく様子が
ひしひしと伝わってきます。
そして相変わらず健在のフレンチ主席警部の
執念の捜査。
やはり彼の疑いの目からは
何人も逃れられませんね。 -
話は大筋で二部構成になっており、主人公がブラントだと考えると前半は倒叙物となっており、後半は主人公が知らないところで事件が起こっている。ブラントが盗みに荷担しなければならなかったことや、後半の殺人事件の必要性など話の流れとしてはよく出来た作品である。ただ、倒叙物としては主人公の追い込まれ方が足らず、 「クロイドン発〜」ほど緊迫感がないのは残念である。『(追記)前言撤回。「クロイドン発〜」よりこっちの方が良いかも 』
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