- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488150068
感想・レビュー・書評
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(2024-04-16)
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文章のテンポが良いのは翻訳者の言葉選びのセンスから来てるのか、原文にも接してみたくなった。でもその前に次作を読もう。
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主人公ヘレンの台詞が痛快。
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シリーズ①
フロリダ州
ヘレン・ホーソン 42才 ブティック<ジュリアナズ>店員
こんな世界もあるねんなぁと楽しく読めた
金持ちがうじゃうじゃいる地域なのに、地元警察はDNA鑑定する予算がないほどの貧乏警察。もしや金持ちの皆さんは tax haven してるのかな…と深読みしてしまった
ヘレンの元夫の存在がずーっと目の上のこぶ状態で、うっとうしい
命の恩人、隣人フィルの正体が知りたかったけど、次作でわかるのかな
コージーミステリ シリーズ④まで既刊 Shop till you drop -
図書館から借りたけど断念。
サイズ5号(イメージ的にXXSサイズとかそんな感じ)の最先端ファッションにも美容整形にも興味ない自分には洋服屋(って言い方もどうかなあと思うけど)でコントレックスだかエヴィアン飲みながら最新ダイエットやら手術話しに花を咲かせる人種の話は無理でした。大体主人公もよくわからないけど元ダンナときちんと対決したほうが良いのでは?詳細までは読み進めませんでしたが。なんか文体とかも合わなかったのかな、と思います。 -
タフな主人公ものは、元気の素!
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福岡翻訳ミステリー読書会の課題本。活発に意見が出て、とても盛り上がり、楽しかった。
いわゆる広義の「コージー」に分類される作品のようだが、主人公・ヘレンは切羽詰った事情を抱えており、生活もカツカツ状態で、ちょっと気になる男性がいると色々と考えこんでしまう(なのに、それら男性がことごとくダメ男なのである!)。
このヘレンをめぐっても様々な意見が出て、いわく「なんにでもチャレンジする前向きな人」「困難な状況でも本人はどこか暢気でお人よし」というものから、「自分の意思を貫かず、他人に振り回されているダメ女(?)」というようなものまで様々だった。
さて、そんな中での私の主人公像の読みは「自信を失くしている人」。
このヘレンは、過去をとても引きずっている。明らかに自分のほうが正しいはずの裁判に負け、不利で理不尽な申し渡しをされた上、彼女の母は「その判決を受け入れろ」と言うのだ。
これではきっと、ヘレンはプライドがズタズタになったに違いない。そう、ヘレンは自分に自信が持てなくなくなってしまって、それを今も引きずっているのだ。だから彼女は、店に来る整形美人たちやショップの店長らを批判しつつも、絶対に悪くは言わない。彼女たちを批判するだけのものを、自分は持っていないと思っているのだと思う。
・・・とまぁ、主人公ひとつを取ってみても十人十色の「読み」が出てきて、たいへん楽しい読書会となったのだった。
私はこういう雰囲気のものは普段読まず、また今回読んでみても「ああ、自分が読まないわけだ」と思ったのだけど、読む人によって本と言うのは受け取り方が様々だなぁとつくづく思った。そう思えるのが、読書会の一番いいところであり、また面白いところだと思う。 -
素人探偵ヘレン頑張る。
そうか、ポテトチップスって焚きつけになるのね。 -
紹介:アラン・ブラッドリー『人形遣いと絞首台』巻末広告
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女性が読んだほうが面白いだろうと思いました。
常にお金に困って崖っぷちな女性が、事件に巻き込まれつつ日常に困りつつ、恋に失敗しつつ、みたいなお話。