- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488196097
作品紹介・あらすじ
独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。現場は密造酒の製造所だと思われていた建物だが、事故がきっかけで作られていたのは覚醒剤だったことが発覚する。爆発の巻き添えで友人が負傷してしまい怒りに燃えるアイダ・ベルとガーティに引きずられ、フォーチュンはクスリをばらまく悪党探しに協力することに……。CIAスパイ&おばあちゃんズの活躍はますますスケールアップ、好評〈ワニ町〉シリーズ第六弾!
感想・レビュー・書評
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CIAスパイのフォーチュンととんでもおばあちゃんズアイダ・ベル&ガーティの〈ワニ町シリーズ〉最新作でおま
今回も面白かった!
三人が繰り広げるドタバタが次から次へと襲ってくる
特に今回はスピード狂のアイダ・ベルが新しい乗り物エアーボート(後ろに巨大な扇風機みたいなんが付いてるやつ!)を手に入れて大幅パワーアップ!シンフルの町を爆走します
相変わらずのザ・アメリカンコメディなんだけど、これが頭空っぽで楽しめる
たまにはこういう読書もいいもんだ
そして次巻では遂にフォーチュンの秘密が愛するカーター保安官助手にバレてしまうみたい!
うーん楽しみ! -
2015年 原題”Soldiers of Fortune”
<ワニ町>シリーズ第6弾。
シリーズ1、2、3と読んで4、5を抜かして本書にきてしまったので、その間にフォーチュンとカーターが付き合い始めていたり、シーリアが町長になったりと多少進展があるものの話には追いつけた。
スピード感とスリル満点なのは相変わらず。
フォーチュンとアイダ・ベル、ガーティのトリオは一段と結束力が増して最高です!解説によると本国アメリカでは25作まで出ているとか。うわっ!この先どうなっていくんだろ〜。
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表紙の先頭がガーティなの納得
1番印象に残ってる。
あんまり関係のなさそうな場面で、いつもながらふざけていたけれど不意打ちのように遊ぶ場面の重要さに気付かされ、彼女の話を聞くうちに重みが増していった。
六冊目、六つの事件(細かいのはもっとあるけど)事件のたびに進む時間は、他の本に比べれば遅いけれど(?、引っ越してきて二ヶ月経ってない?)
すごく早く読み終えてしまった。
一作目を振り返ると、自分の読んでいる他の小説に比べてドタバタ感が強くてはじめは面食らうような、馴染めなかった部分はあるものの、シリアスな要素や人の心の動きとのバランスに慣れて楽しみなシリーズとなってきた。
どんどん起こる犯罪が凶悪な方向に進んでるのと、主人公のタイムリミットが迫ってきている。
なんというか面白い海外ドラマの一話だけ見ているような軽さで…
シーズン一気見したい! -
今回もめちゃ面白くてスイスイ読めた。
理屈も何もないノンストレスでただただ笑った。
この3人組が私の身近にいたらどんなに楽しいだろう。次回も待ち通しい。 -
「ワニ町」シリーズいつの間にか6作目。シリーズは3作ほどを区切りにして、その後翻訳出版打ち切りなんていうことがままある。出版社を変えて別の翻訳者で再開、なんて版権の移動もあったりするから、翻訳ミステリーのシリーズものは心配だ。しかし、本シリーズは人気があるらしく、きちんと翻訳が続いているし、打ち切りの話もまったく出てこない。ストーリーも良いが、翻訳小説とは思えないほど、日本語訳の文章も素晴らしいシリーズだと思う。
さて前作から続いて、保安官助手のカーターは未だ完全復活ならず。それもそのはず毎年一冊ずつ読ませて頂いているぼくらとは違って、作中では一日二日くらいしか経過していないのだから。ひょっとすると、6作目でなおフォーチュン到着後一ヶ月くらいしか経過していないのではないか? そして選挙の結果、最も嫌なキャラクターとも言えるシーリア新町長が君臨を始めようとしているシンフルの町。まだまだ落ち着かぬ様相を見せる状況のなか、我らがトリオは健在どころか元気を増すばかりで何とも頼もしい。
凄腕の暗殺者から逃れるため正体を隠し普通の女の子のようにして潜んでいるが、実は経験豊富なCIA秘密工作員であるフォーチュン。ベトナム従軍経験を今も活かしているアイダ・ベルとガーティのお婆ちゃんコンビ。以上、三人の戦闘経験豊富な隠れ兵士トリオが毎作活躍する本シリーズである。リーダーシップを持つアイダ・ベルと、とにかくアクション好きで乗り物好きだがその行動がいつも危なくてたまらないガーティという、二人の婆ちゃん戦士の協力の元、フォーチュンは新トリオ体制の元、理不尽と独裁が進もうとしているシンフルことワニ町の平和のために獅子奮迅の活躍を果たしてゆく。
孤独な工作員であったフォーチュンがこの町に来てから、休むことなく事件が起こるし、その発生間隔はわずか数日から一週間という忙しさ。前作から本作までもニ三日しか経っていないというこの濃密で忙しい町。政治や利権を乗っ取ろうと企む悪党たちと、その支配を許さぬとばかりにかつての戦闘技術を駆使せんとするおばあちゃんズ+フォーチュンの主人公トリオ。
当面の的をやっつけても、まだまだトリオは出塁を余儀なくされるだろう。全快にはまだまだ及ばないカーターがベンチを温めている時期はいつまでだろう。予断を許さぬ今後の展開も、また楽しみでたまらない本シリーズ。ますます高まる期待と安定した面白さに満足の一話でありました。 -
独立記念日を迎えたシンフルで、またもや事件が発生!
新町長のシーリアがいとこのネルソンを新保安官にするといいだした!そのバタバタの最中に湿地で爆発が起こり、そこには覚醒剤が絡んでいて……→
シリーズ6作目も冒頭からハチャメチャ(笑)いつものドタバタかと思いきや、ウォルターが怪我をしてアイダ・ベルたちの怒りが爆発!挙句に誰かが覚醒剤の製造所まで作ろうとしていることがわかり、フォーチュンたち「SWAMP TEAM 3」が動き出して、いやもう変わらず楽しい!今作は特にガーティが!笑
2700枚ぐらい持って行って!(# ゚Д゚)
2700枚ぐらい持って行って!(# ゚Д゚)