本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488215095
感想・レビュー・書評
-
マイケル・ボンドによるコミカル・ミステリーのパンプルムース氏&愛犬ポムフリットシリーズ。
すごいですね、可笑しく、ふざけているうちに、このシリーズも7作目ですよ。
グルメ調査員である元パリ警視庁刑事のパンプルムース氏、またまた編集長から密かでやっかいな任務をおおせつかるはめになった。調査員志望のイギリス娘の研修を担当し、落第させろというが、その相手とは何と編集長の家の元料理人で魅惑のエルシー。しかも、なぜか彼女が選んだホテルは名もなくさえない所で、オーナー・シェフは行方不明、料理どころではなく、謎めいて、更に砂丘で怪しい展開が…。
愛犬ポムフリットがとんでもないものを見つけたり、パンプルムース氏もまたもとんでもないめにあうはめになって、笑っていいやら、気の毒やら…(笑)で、スラップスティック(いわゆるドタバタ)度が高くなっています。
グルメでもあるこのシリーズ、今作のお料理のハイライトが、何とラストの一件落着後の自宅で、クスクス(愛妻ドゥーセットの愛称)によって出されたものというのが、またいい味わい。男女の思いの差も笑えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示