- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488235079
感想・レビュー・書評
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「飛蝗の農場」で衝撃のデビューをしたドロンフィールドの2作目。
旧友の死に、同じ下宿に暮らしていた3人の友達が集まる。すると故人の姑から館に招待を受ける。そこで待っていたのは、恐怖だった。
「飛蝗の農場」でも、一体何が面白いのかよくわからないままに引き込まれて、最後はああよかった。やっぱ、このミス1位になるのは違うわね、と思ったんだが、今回もうーーーんと思ってたらあれよあれよと踊らされて、最後は「やっぱりドロンフィールドは面白いわ」って思ってる。
小説家というより、マジシャンですな。
これは、過去と現在、そして聞き伝えの話とか、とっても交錯しているし、主観が変わっていても説明なしにぶんぶん進んでいくので、気を抜いてると振り落とされます。まぁ、その振り回されるのが快感といえば、いえるのでは。
ただ、このオチというか、過程に、笑っちゃう人もいるだろうし、怒る人もいると思う。でもって、その笑ったり怒ったりする人を想像して、ほくそ笑みながら書いてるドロンフィールドが想像できて、また笑っちゃったり怒っちゃったりする。
やっぱり、マジシャンですなww
面白かった。でも、今年の「このミス」ははいってこない、だろうなぁ(苦笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪奇小説のようでもあり恋愛小説のようでもあり、わくわくします。
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ああ、本当に面白い。まるでジグソーパズルみたい。
上巻では、まだ目立った事件は起きないけど、何かが蠢いているようで、読む手が止まらない。
どんな風にパズルが揃ってくるのかさっぱり予想も付かないのに、これほど楽しい読書になろうとわ。