盗まれた御殿 (創元推理文庫 246-7)

著者 : シャーロット・マクラウド 浅羽莢子

• 東京創元社 (1990年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shuwachoさんの感想 · 2011年8月29日]

3作目
とにかく下宿で事件が起こらず、それだけはホッとする。笑。
またケリング一族の一人が出てきた。
前回までに登場した親戚に負けずに、個性的。でも、働いてる！
ケリング一族の個性的さが、かなり楽しみになってるこのシリーズ。
今回、事件は登場人物の数の割に迷走し、バタバタした感じはあるけど、最後まで楽しめた。
彼女の思いがとても切なかった。でも、これからしばらくは話題の人になるから少しは慰めになるかしら。。。
とにかく、セーラとマックスが急接近！目が離せない展開。
またカップルがゴールインしてるし！
いろんなことが楽しい一冊。

[文庫“青い猫”さんの感想 · 2008年12月25日]

シャーロット・マクラウドのセーラ・ケリングシリーズの第三弾。だけれど、何しろ古本で見つけた順？のため、一冊目の次にこちらを読みました。やや暗めの雰囲気だった一冊目よりは、全体に軽やかで持ち前のユーモアも顕著、更に楽しめました。ビターソーンとの仲も深まって、やりとりも軽妙でこれまた面白くなってきたという感もあり、やはり続けて（シリーズで）読むのもいいな、と思わせます。

[kaykayさんの感想 · 2007年9月6日]

セーラシリーズ3

[kuzugomiさんの感想 · 2007年6月10日]

このころのセーラシリーズは一冊ごとにすごいワクワク感があったなー。
ずっと面白いシリーズではあるけれど、「セーラの物語」としての面白さはこの辺にかけてが格別。
浅羽さんも亡くなってしまって一体どうなるんだろう。