エンドウと平和 (創元推理文庫 M チ 4-8)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488275082

感想・レビュー・書評

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  • お馴染み、ジェーン(本業は主婦)が友達シェリィと(隣に住む主婦)とまたまた事件に巻き込まれ……いつ読んでも安心なオチどころのミステリーのシリーズ。

  • ワンパターンだが、子ども達が成長する。ヒロインが身近。

  • 主婦探偵ジェーン・シリーズの第8作。

    まだ夏休みは終わってなかったらしい。
    ジェーンとシェリイは博物館でボランティア。

    理事長の老婦人の打ち明け話が衝撃的だった。
    あとは、
    冒頭の再現劇のシーンが面白かった。

  • カバーイラスト / 西山 クニ子
    カバーデザイン / 矢島 高光
    原題 / "WAR AND PEAS"(1996)

  • 主婦探偵ジェーン・シリーズ第8作。

    南北戦争の再現劇に参加したジェーンとシェリイ。ところが、そのさなかに後援者である豆博物館の館長が殺されてしまう。

    アメリカ社会ではボランティア活動が生活の一部として根付いていることがよくわかる。

  • 主婦探偵ジェーンシリーズ第8弾。
    今回は子供達の出番も少なく、家事の場面も少なくて寂しい~。ジェーンのバタバタな日常の場面が好きなのです。。。

    そして今回はメルもあんまり登場しませんね~。
    その分シェリイは出ずっぱり!こんなに気の合う友達とお隣同士と言うのは羨ましすぎます(シェリイの家の美しさも羨ましい)。

    次巻ではマイクが家を出るようなので、その辺の変化が楽しみです!

  • ここ一ヶ月をかけて読み進めている、「主婦探偵ジェーンシリーズ」の第8弾です。


    今回は私設のマメ博物館が舞台。

    出だしが工夫されていて入りやすいです。

    そして相変わらず、登場人物が個性豊かに生き生きと描かれています。
    特に館長秘書のシャーリーン、愛すべき人物としてうまく描かれていたと思います。


    ジェーンの子どもたちがほとんど登場せず、またコージーミステリーには欠かせない(と勝手に考えています、私)家庭での雑事に関する描写が、他に比べて少なかったのが残念。


    肝心の犯人とその動機については、博物館の設定が面白かっただけに、少し物足りなさを感じました。

  • 8作目
     今回もボランティアで駆り出されてるジェーンとシェリィ。
    再現劇とか博物館の棚卸し?とか、興味津々な内容でちょっとうらやましい。暑そうだけど。地方の小さな博物館が頑張ってるって感じが良い。
     子ども達があまり出てこないし、今回はメルも影が薄い。
    緑のTシャツに短パン(いい足らしいけど)な強烈な登場だったのに。。。
    そのかわりに博物館の関係者が濃い。
     話は途中から「ああ、これは」と気づいてしまった!でも、登場人物のそれぞれの個性が際立っていて最後まで面白い。
    ホイットニーが最後までよくわからない人だった。。。
    あと、あの子、どこまで計算なんだろう。けっこう怖い。

    「子供というものは、こっちが好きになれる本物の人間になりかけたと思うと、離れていってしまうのだ。」
    マイク、とうとう大学。寂しい。

  • エンドウ豆博物館の館長が殺された。ボランティアで手伝いに来ていたジェーンとシェリィは事件解決を手伝おうと大活躍。何もかもがうまくいっているように見えた博物館は、創設者の遺産問題やセクハラ問題などいくつも不穏の種が見えてくる。
    今回は主婦探偵たるジェーンの主婦ぶりの描写が比較的少なく、子供たちの登場も押さえ気味。博物館での出来事が中心に描かれている。そのため、このシリーズならではの面白さに少々物足りなさを感じてしまう。生意気盛りの子供たちとのやりとりや、雑多な家事の中でふとした事件のヒントを見つけたりする醍醐味が今回はほとんどないのだ。そのあたりはちょっと残念だが、そこはシリーズ物。次回作に期待しよう。
    そのかわり、と言ってはなんだが、個性派揃いの博物館の面々が今回の場を盛り上げる。また、シェリィがやる気満々で探偵活動に首をつっこんでいるのが珍しい。メルもすっかり馴染んで三人の捜査会議に違和感がない。事件の真相も、ヒントがごく自然に出されていて、後から聞けば考えさせられるんだけど、全然気づけなかった。

    今回の原題「War and peas」はもちろん「戦争と平和 WAR AND PEACE」。これもまたこのシリーズの楽しみでもある。 (2002-02-04)

  •  ⑧

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